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聨合ニュースによると、
車両軽量化部品・素材開発事業の加速化に期待高まる
フラウンホーファー化学技術研究所は高分子・複合材料成形分野の技術を保有しており、BMWの電気自動車普及モデル「i3」に使われた炭素繊維複合体の高速成形技術を開発・適用するなど、世界の高生産性複合材料製造技術分野をリードしている。
フラウンホーファー本部の承認を得て分所が設立されるのは韓国では初めてのことであり、韓国分所はカナダ分所とともに、フラウンホーファー化学技術研究所のグローバル拠点としての役割を担うものと見られる。
所長はフラウンホーファー化学技術研究所のFrank Henning副所長が兼任する。フラウンホーファー側からの常駐者2人、韓国国内の教授9人、専門担当研究員3人など、約20人が勤務する。
まずは、UNIST第1工学館に研究室を設置し、来年2月まで延べ面積1650㎡の研究棟を建てる計画だ。
蔚山市は韓国分所の開所を受け、市の基盤産業である自動車産業の技術高度化が早まると期待している。
特に、産業通商資源部の産業技術拠点機関支援事業として推進中の「高効率の車両軽量化部品・素材開発事業」に弾みがつくと予想している。
同事業は2019年まで国・市費や民間資本など計200億ウォンを投入し、国際産学研クラスター構築の基盤づくり、車両軽量化材料のコア技術・量産化技術の開発、企業支援・人材育成などを推進するというものだ。
canto@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2016.05.10)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。