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【世宗聯合ニュース】韓国政府が来年に国際通貨基金(IMF)など主な国際金融機関に最大8兆8000億ウォン(約8200億円)を出資・拠出する。出資が完了すれば、世界銀行やIMFなど国際機関での韓国の出資比率も高まる。国際社会の援助を受けていた国から援助する国に格上げされることを意味する。
現在まで国際金融機関への出資・拠出が確定した規模は約3000億ウォン。世界銀行やその関連機関に集中している。
まず、世界銀行には今年に続き来年にも3603万7500ドル(約35億円)を出資する。そうなれば、世界銀行における韓国の出資比率は2010年の1.00%から2016年に1.63%に拡大する。
国際開発協会(IDA)にも昨年に続き1320億3000万ウォンを出資する。そのほか、国際金融公社(IFC)、アジア開発銀行(ADB)、アジア開発基金(ADF)などにも出資する。
今年は事実上、先送りされたIMFクオータ(出資割当額)の増額に対する出資も来年には施行されると予想される。従来の合意案に伴う韓国の出資規模は52億1630万SDR(特別引き出し権)で、ウォンに換算すれば8兆5000億ウォンに達する。出資が完了すれば、韓国のクォータの比率は1.4%から1.8%に0.4ポイント上昇する。
企画財政部関係者は「韓国は国際社会からの支援を受けていた国から支援する国に浮上しただけに、中長期的にさまざまな国際機関に対する出資・拠出規模は世界経済における韓国の地位の変化にあわせ増やしていく」と説明した。
csi@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2013.11.10)