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海外で人気高まる韓国食品 現地に合わせた商品開発が奏効
作成日
2016.07.19

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】在外韓国人や一部マニアを中心に親しまれていた韓国食品が海外の一般家庭にも広まり、韓国企業やレストランは現地の人びとの好みに合わせた商品やメニューの開発を進めている。

◇中国・マレーシアで親しまれるインスタントラーメン

大韓貿易投資振興公社(KOTRA)中国・武漢貿易館によると、中国のインスタントラーメンの消費量は2014年に486億2000万食と10年に比べ15%成長した。

輸入先トップの台湾を韓国が追い上げている。

韓国の中国向けインスタントラーメン輸出額は14年が1337万ドル(約14億1200万円)、15年は2181万ドルと前年比65.5%、63.2%それぞれ増加した。

インスタントラーメンに対する中国側の関税は、韓中自由貿易協定(FTA)の発効で完全に撤廃される予定。そのため、今後も中国へのインスタントラーメンの輸出は増加する見込みだ。

KOTRAマレーシア・クアラルンプール貿易館によると、韓国のインスタントラーメンは韓流文化と連携したマーケティングやイスラム教の戒律にのっとった「ハラル」の認証をいち早く取得したことで順調に売り上げを伸ばしているという。

◇米国や豪でもキムチ人気

このところ香港や日本へのキムチの輸出額は減少傾向が続いているが、米国向けは増加している。

米国へのキムチ輸出額は昨年約534万ドルを記録し、前年比8.2%増加した。

在米韓国人のロイ・チェ氏はメキシコ料理のタコスとキムチを組み合わせたメニューを開発し、米タイム誌が選定する2016年の「世界で最も影響力のある100人」にランクインした。

また、オーストラリアは韓国のキムチ輸出先で5位につけ、昨年の輸入額は227万ドルと前年比10.9%増加した。

KOTRAオーストラリア・メルボルン貿易館は「発酵食品に対する関心が高まり代表的な健康食品としてキムチが注目されるようになった」と説明した。

◇現地オリジナルのパンや冷凍ギョーザが人気

欧米系の製パン店が次々と中国市場から撤退する中、04年に中国に初めて進出した韓国の製パン大手パリバゲットは現在、中国全土で134店舗を運営している。

パリバゲットはメニューの2割を中国人の口に合わせて開発した商品にし、順調に売り上げを伸ばしている。

また、ロシアでは韓国産冷凍ギョーザの人気が高まっている。

韓国産ギョーザの対ロシア輸出額は昨年4万3000ドルと前年比134%増加した。

ギョーザはロシア人が好んで食べる料理の一つで以前は各家庭で手作りしていたが、最近では冷凍ものが多く購入されているという。

sjp@yna.co.kr

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原文記事
出所:聨合ニュース(2016.07.18)

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