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聨合ニュースによると、
【ソウル聯合ニュース】ジョン・ジュホ、アン・ヒ記者=メルセデス・ベンツは2~3年にかけて7千万ユーロ(約1千23億ウォン)を韓国に投資し、研究開発センター事業などを展開する。
プリタ・チェエゴメルセデス・ベンツ・コリア社長は9日、聯合ニュースとのインタビューでこのように明らかにした上で、「韓国市場に対する高い信頼が今回の投資決定につながった」と話した。
メルセデス・ベンツ・コリアは、今回の投資で韓国に研究開発センターと部品物流センターを新設する一方、技術人材を育成するトレーニングセンター設立と社会貢献基金を作るなど4件の新規事業を展開する。
同事業はメルセデス・ベンツ・カーズ統括ディーター・ツェッチェ氏が昨年10月に韓国を訪問して明らかにした内容だ。
チェエゴ社長は「投資額の一番大きい部品物流センターは7月にオープンする予定。これに続いてトレーニングセンター建設事業が始まる」とし、「研究開発センターでは、まず第一にドライバー補助システムとテレマティクスシステムの研究機能を行う」と紹介した。
物流およびトレーニングセンターの設立が韓国自動車販売台数の拡大に伴う顧客のサービス需要に対応するものであるならば、研究開発センターの新設はもう少し未来指向的な投資である。
ドイツ本社に研究機関があるにも関わらず、韓国に新設しようとする理由についてチェエゴ社長は「韓国の消費者はトレンドを導いていく人々で、韓国市場で学ぶことが多いため」と答えた。
社会貢献基金造成計画に関しては、「ダイムラートラックなどグループ系列会社と国内ディーラーなどが共同参加して、今年4~6月期中に作る計画」と言及した。
同社は5~10%の売り上げアップを目標としている。昨年21.5%増加した2万4780台を販売したため、今年には2万6千~2万7千台を販売するという。
チェエゴ社長は、「販売台数より韓国市場で持続可能な成長を達成するのが何よりも重要」と数回に渡って強調した。
これを受けて、消費者の不満が高まっている部品価格問題に取り組んでいる。チェエゴ社長は「リーズナブルな価格に調整して、価格算定の透明化を図っている」と述べた。
実際、ベンツ・コリアは今年1月から6千個余りの部品価格を平均3.4%下げた。サービスセンターも4ヵ所ほど増やすことにして場所を調べている。
販売拡大のけん引役は新モデルである。チェエゴ社長は「今年夏ごろに全面改良した中型セダン『Cクラス』と新型コンパクトSUV『メルセデスベンツGLAクラス』が韓国で披露される。新型『Sクラス』も年内に公開されるだろう」と話した。
チェエゴ社長が赴任したベンツ・コリアの昨年の売上高は1兆3600億ウォン、営業利益は432億ウォンとなり、過去最高の業績を挙げた。
jooho@yna.co.kr, prayerahn@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2014.3.8)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。