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韓中FTA交渉妥結 来年中の発効目指す
作成日
2014.11.11
ヒット
631

聨合ニュースによると、

【北京聯合ニュース】韓国と中国は10日、2012年から進めてきた自由貿易協定(FTA)交渉を妥結した。

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、中国を訪れている韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は北京で開かれた習近平国家主席との首脳会談で、韓中FTA交渉が実質的に妥結したと発表した。

首脳会談に続き、両国首脳が出席する中、韓国の尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官と中国の高虎城商務相がFTA合意議事録に署名した。

両国政府は年内に細部の交渉を終えた後、FTA協定文案の作成と仮署名に続き来年初めに正式署名を行い、FTAを発効させることで合意した。発効に向けては国会の批准同意が必要だ。

2012年5月の交渉開始以降、約2年半続いてきた韓中FTA交渉が妥結したことで、韓国は米国、欧州連合(EU)、中国の世界3大経済圏とFTAを締結することになった。

韓国がFTA交渉を妥結したのは今回で13カ国目となる。13カ国には14大経済大国のうち日本、ロシア、ブラジルを除く11カ国が含まれている。

人口13億人という巨大市場を持つ中国の市場が開放されたことで、韓国政府が進める経済活性化が加速するか注目される。

韓国青瓦台(大統領府)が発表した合意内容をみると、商品、サービス、投資、金融、通信など両国経済全般を包括する計22分野でFTAが締結された。中国は初めて金融、通信、電子商取引をFTAの対象に含めた。

商品の場合、両国は品目数ベースで90%以上を開放することで合意。中国は品目数91%、輸入額85%(1371億ドル=約15兆円)、韓国は品目数92%、輸入額91%(736億ドル)について20年以内に関税を撤廃する。協定発効後直ちに関税撤廃に応じる割合は、中国が輸入額44%、韓国が52%で、韓国がやや高い。

自動車は両国が共に市場開放対象から除外した。液晶パネル(LCD)は10年以内に関税を撤廃することで合意した。

農水産物は品目数ベース70%、輸入額ベース40%で合意し、FTA史上最低水準となった。超敏感品目(輸入額ベース60%)は開放除外30%、関税割当制度適用16%、関税削減14%で調整が行われた。

コメはFTAから完全に除外することで合意した。トウガラシ、ニンニク、タマネギなど韓国で消費量が多い野菜類と牛肉、豚肉、リンゴ、ナシなど610品目余りは開放除外対象となった。

また、サービス分野の場合、FTA発効後2年以内に相互開放しないことで合意した分野を除き、全て自由化する「ネガティブリスト方式」の後続交渉を始めることで一致した。中国の韓国企業に対する差別法執行防止にも合意した。

青瓦台はFTA交渉妥結の意味について「過去最大規模となる年間54億4000万ドルの関税節減効果が生じ、農水産物開放の水準もFTA史上最低だ」とした上で、中国消費財市場への進出が加速するとの見通しを示した。

首脳会談に先立ち、尹長官と高商務相は同日午前8時(日本時間)、北京で会議を開き、最後の争点調整で工業製品と農水産物の開放範囲、原産地規定などの一括合意を模索した。

これまで韓国は農業部門を最大限保護するとの立場だったのに対し、中国は石油化学や電子、自動車など製造業分野で敏感な立場を示し、交渉は困難を極めたとされる。

韓中両首脳は昨年6月の会談で「高い水準の包括的FTA推進」に合意後、今年3月にはFTA交渉の早期妥結に向けた認識を共有した。7月の会談では、「包括的な韓中FTA交渉の進展を前向きに評価し、年末までに交渉を妥結するための努力を強化する」という内容の共同声明を発表していた。

hjc@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2014.11.10)

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