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聨合ニュースによると、
終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備を受け中国との摩擦は生じたものの、対中輸出をはじめとしたコンテンツ産業の輸出額は大幅上昇した。
15日、文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院によると、2016年韓国のコンテンツ産業の売上げは前年比5.7%増の105兆2千億ウォン(改定値)を記録した。
増加幅は2015年の4.8%より大きく、2.7%だった昨年の韓国の経済成長率を2倍上回る。
コンテンツ産業の売上げは11年に83兆ウォン、12年に87兆3千億ウォン、13年に91兆2千億ウォン、14年に94兆9千億ウォン、15年に99兆5千億ウォンを記録した。
昨年のコンテンツ産業は韓流産業の最大マーケットである中国の限韓令で打撃を被り、下半期に浮上した「チェ・スンシルゲート」による悪影響が懸念されていた。中国市場は韓国のコンテンツ輸出市場の3割を占めている。
しかし、多くの懸念にもかかわらず、内需の着実な成長と韓流ブームの持続に支えられ、成長を保った
コンテンツ産業には出版、漫画、音楽、ゲーム、映画、アニメ、放送、CM、キャラクター、知識情報、コンテンツソリューションの11分野がある。
中でも輸出の増加が維持されたのは意味が大きい。昨年、韓国のコンテンツ産業輸出額は前年比8.3%増の63億1千万ドルを記録した。
コンテンツ産業の輸出額は11年43億ドル、12年46億1千万ドル、13年49億2千万ドル、14年52億7千万どる、15年58億3千万ドルと毎年増加しつつある。
昨年の増加幅は15年の10.5%に比べると少々鈍った感はあるが、平均は上回った。コンテンツ産業の輸出額は11年から5年間、年平均8.0%の増加率を示している。
この数字は韓国の輸出規模が15年-8.0%、16年-5.9%と2年連続マイナス成長を続けているのとは対照的だ。
コンテンツ振興院の関係者は「昨年は知識情報とキャラクター産業などの成長が目立ち、コンテンツ産業の成長を牽引した」と分析。
文化体育部は最近まとめた業務計画において、今年のコンテンツ産業の売上高の展望値を昨年比5.9%増の111兆4千億ウォンと見通した。
abullapia@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2017.01.15)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。