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「今年のマクロ環境は韓国に有利」ブラックロックが韓国経済を楽観視
作成日
2015.01.19

聨合ニュースによると、

今年の経済成長率は3.6~3.7%になると予想

【ソウル聯合ニュース】パク・ジンヒョン記者=資産運用世界最大手のブラックロックは韓国経済について、「今年のマクロ経済環境は韓国にとって有利な方向に変化しつつある」という楽観的な見方を示した。

同社アジア太平洋戦略商品チームのマーク・デスミット(Marc Desmidt)代表は15日に行われた、今年の投資見通しに関する記者懇談会で、「ここ数年間のマクロ経済環境は、韓国にとってそれほど有利ではなかったが、最近は非常に有利な方向に変化しつつある」と評価した。

デスミット代表は「特に原油価格下落は韓国のようにエネルギー依存度の高い国にとってはプラス材料」とし、「韓国のほとんどの貿易相手国も、原油安の恩恵を受けるだろう」と分析した。

また、韓国銀行が数ヶ月以内に政策金利を0.25%(25bp)引き下げると予想し、政府の拡張的財政政策も経済には好材料との見方を示した。これを受け、韓国の経済成長率は昨年の3.3~3.4%の水準から今年は3.6%~3.7%まで上昇すると予想した。

デスミット代表は「ウォン安で企業の実績も改善するだろう。ここ数年間、韓国経済については非常に慎重な見方をとってきたが、今は楽観的だ」とした上で、「韓国株式市場で低い評価を受けている一部の景気敏感株や輸出株などは、このように有利なマクロ経済環境を活用する必要がある」と述べた。

原油価格と関連しては、従来の石油生産施設の限界費用が1バレル当たり約40ドルであることを考慮すれば、原油価格は今後55ドル前後で推移する可能性が高いとした。

さらに、米連邦準備制度(Fed)は市場に緊縮基調への転換のシグナルを送るため、今年半ばに政策金利の0.25%引き上げに踏み込むだろうが、その後追加利上げを急がず、実質的な賃金上昇などの指標を見極めながら、非常に漸進的なアプローチを取ることが予想されると付け加えた。

jhpark@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2014.01.15)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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