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昨年の韓国鉄鋼業の成長率は7.5%…粗鋼生産量で世界5位
作成日
2015.01.27

昨年の韓国鉄鋼業界は、中国や日本など東アジア諸国の中で最も高い成長率を記録し、粗鋼生産量基準でロシアを抜いて世界5位になった。

25日、世界鉄鋼協会(World Steel)の「2014年世界粗鋼生産量の統計」によると、韓国の粗鋼生産量は前年比7.5%増の7103万8000トンで、世界5位を達成した。

韓国の場合、2013年の粗鋼生産量は前年比4.4%の減少を記録し、東アジアでは唯一マイナス成長となったが、昨年は東アジア諸国の中で最も高い成長率を示した。

粗鋼生産量で世界トップは中国。昨年の生産量は8億2270万トンで、前年比0.9%増に止まった。日本も昨年1億166万5000トンを生産し、前年比0.1%増に止まった。

2013年5位だったロシアは、昨年の生産量が7065万1000トンと、2.6%拡大しているものの、韓国に追い越された。次いで7位=ドイツ(4294万6000トン)、8位=トルコ(3403万5000トン)、9位=ブラジル(3391万2000トン)、10位=ウクライナ(2717万トン)の順となっている。

韓国鉄鋼メーカーの世界市場シェアは昨年4.3%と、前年(4%)比0.3%増となった。中国の場合、市場シェアは前年比で0.2%縮小しているが、依然として全体の半分に近い49.5%を記録し、世界トップを維持した。その他(11.1%)、EU28カ国(10.2%)を除くと、日本(6.7%)、米国(5.3%)、インド(5.0%)、韓国、ロシア(4.3%)、ウクライナ(1.6%)の順となっている。

一方、昨年の全世界の粗鋼生産量は16億6200万トンで、前年より1.2%増加している。

地域別ではアジアが11億3230万トンで前年比1.4%増となり、北米も1億2120万トンを記録して2.0%増となった。欧州は3億1290万トンで0.1%減となり、南米(マイナス1.4%)、アフリカ(マイナス0.7%)、豪州/ニュージーランド(マイナス1.8%)も前年より減少した。

昨年の世界鉄鋼メーカーの設備稼働率は、平均76.7%となり、2013年の78.4%より1.7%下落した。年末に近づくほど設備稼働率は下がり、昨年12月には72.7%にまで落ち込んだ。前年同月の75.1%に比べると2.4%減少しており、これは2012年12月(72.0%)以来の最低水準だ。


原文記事
出所:ニューシース(2015.01.25)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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