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「2024年まで輸出1兆ドル達成を目指す」 政府が具体的実行対策を発表
作成日
2015.03.23

2017年まで官民共同で24兆ウォン投資
2020年までスマート工場約1万ヶ所造成
創造経済革新センター、来年全国に拡大

韓国政府は、2024年まで輸出1兆ドルを達成するための構想を示した。また、2017年まで官民共同で計24兆ウォンを投入し、製造業の革新を推し進めることにした。

産業通商資源部は19日、大統領府で開かれた第7回貿易投資振興会議で、輸出1兆ドル達成に向けた「製造業革新3.0戦略を通じた具体的な実行対策」を発表した。

実行対策は、▲スマート生産方式の拡散、▲創造経済を代表する新産業の創出、▲地域の製造業のスマート革新、▲事業再編の促進及び革新基盤作りの4つの推進方向に分けられている。

まず、スマート生産方式の拡散と関連して、政府は今後スマート工場の普及・拡散、8大スマート製造技術の開発、製造業のソフトパワーの強化、生産設備高度化への投資促進などに取り組む計画だ。

政府はスマート工場の拡散に向け、2020年まで官民共同で約1兆ウォンを投入して、約1万ヶ所の工場のスマート化を進めるとの方策を示した。今年は8業種350工場をスマート工場に転換させる計画だ。

また政府は、スマート工場の高度化と融合新製品の開発に必要な8大スマート製造技術の開発に向け、2017年まで官民共同で1兆ウォンを投入する計画だ。

これと共に、スマート工場の設備投資のための政策資金融資を推進する他、新成長エンジン装備開発と連携したスマート工場先端設備の開発に力を入れるとしている。

創造経済を代表する新産業創出のために、政府はスマート融合製品の早期具体化、30大知的材料・部品の開発及び事業化、民間R&D及び実証投資促進案を推進することにした。30大知的材料・部品の開発及び事業化には、計20兆ウォンが投入される予定だ。

スマート融合製品に関する具体的な成果を早期に創出するため、政府は今年無人機など短期需要拡大分野に関する研究開発に504億ウォンを投資する一方、グローバル研究機関を誘致するという具体的な計画を示した。

また地域の製造業のスマート革新に向け、創造経済革新センターを積極的に活用するとしている。

創造経済革新センターは、創業教育プログラムの提供、試作品製作スペースの構築、3Dプリンティング製造センターの構築など、創業の各段階をワンストップでサポートする役割を担う予定だ。

この他にも事業再編の促進及び革新基盤作りのため、政府は企業が経営環境と戦略に応じた事業再編を速やかに行えるよう、手続き・税制特例上の支援をパッケージで提供するための制度的基盤作りに取り組む方針だ。


原文記事
出所:ニューシース(2015.03.19)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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