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ソルベイ・シリカ・コリア、セマングム工場建設に着工
作成日
2015.05.06

ソルベイ・シリカ・コリア(株)は27日、セマングム産業団地で「タイヤ用高分散・プレミアムシリカ生産工場」着工式を開いた。

同日の着工式には、ソルベイのアン・ヌイテンス・グローバル担当社長やマーティン・ラウデンバッハ・アジア太平洋担当社長、李秉国(イ・ビョングク)セマングム開発庁長、宋河珍(ソン・ハジン)全羅北道知事、文東信(ムン・ドンシン)群山市長など、約100人が出席した。

2017年まで対内直接投資金(FDI)1210億ウォンが投入されるソルベイ・シリカ・コリアのセマングム工場では、2016年12月から年間7万2千トン規模のタイヤ製造用シリカを直接生産・供給する計画だ。

またセマングム工場は第3世代工程技術をソルベイ・グループ本社から導入し、ソルベイの最も新しい革新工程技術を備えることになる。

同工場の建設により、これまでフランスでのみ生産され、ほとんどを輸入に頼ってきたプレミアムシリカの韓国国内生産が可能になるため、製品の輸入代替効果はもちろん、中国や日本などアジア市場への輸出増大も期待される。

アン・ヌイテンス社長は、「シリカはタイヤの磨耗を抑える環境配慮型特殊素材で、プレミアムシリカは乾いた表面と湿った表面の両方で制動性が高く、走行抵抗減少や濡れた路面・雪道での制動性向上、二酸化炭素の排出削減などの効果があり、グリーンタイヤの生産には欠かせない原料として使われている」と説明した。

さらに「セマングム工場には最新の革新工程技術を移転し、自動車の燃料使用量、大気中の粉塵・煤煙減少などエコ技術を通じて、高分散・プレミアムシリカを生産する計画だ」とし、「今後新技術開発などを通じた新規投資がここセマングムで行われるように努力し、地域経済活性化と雇用創出に貢献していきたい」と付け加えた。

文東信群山市長は、「ソルベイ・シリカ・コリアは韓国のタイヤメーカーだけでなく、セマンクムの海外への便利なアクセスを通じて、日本や中国、タイ、マレーシア、インドネシアなど、アジア地域に所在するタイヤメーカーに最高級シリカを供給する輸出拠点基地として期待される」と述べた。

さらに「ソルベイ・シリカ・コリアのセマングム工場着工式は、すでに入居している素材メーカー各社と同時成長できるきっかけになるだろう」とした上で、「同工場が完成・稼働するまで、できる限りの支援を惜しまない考えだ」と付け加えた。


原文記事
出所:ニューシース(2015.04.27)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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