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聨合ニュースによると、
緑十字は30日、カナダ・ケベック州モントリオールで同州政府の関係者が出席した中、緑十字のカナダ法人(Green Cross Biotherapeutics・GCBT)の血液製剤工場竣工式を行った。
血液製剤は、血液の液体成分である血漿から浸透圧維持、免疫、止血などの作用をするタンパク質を高純度で精製した医薬品のことだ。
カナダGCBT工場は2015年6月に着工され、最近、建築と設備設置などがすべて終わった。総設備投資額は2億5千万カナダドルに上る。うち2500万カナダドルはケベック州政府から支援を受けた。
同工場の完成で緑十字は北米での生産拠点確保はもとより、国内外の血液製剤の生産能力が270万ℓに増え、グローバルトップ5に仲間入りした。
特に緑十字は、医薬品市場の激戦地である北米市場への進出を果たす上で、同工場が大きく貢献すると期待している。 北米の血液製剤は25兆ウォンに上る世界市場の半分を占めている。緑十字が北米に投資を決定したのも、そうした現状を踏まえてのことだった。
同工場は2020年にも商業稼動が可能になる見込みだ。
walden@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2017.11.01)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。