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半導体 地殻変動 自動車とIoTが牽引の見通し
作成日
2017.12.13

聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】イ・スンガン記者=今後の世界半導体市場は、自動車とIoT、医療産業が成長を牽引するとの見方が出ている。

ツートップの携帯電話とPCが市場の成長を支えている中、新しい需要が生まれ続けていることを受けて半導体業界は当面の間、成長を続けるとみられる。

同業界によると、グローバルなIT専門市場調査会社のIC Insightsは最近まとめた半導体産業の見通し報告書で、自動車や部品に使われる半導体の売上高が昨年の229億ドルから今年280億ドルへと増加し、2021年には429億ドルまで拡大されると見通した。

また、IoT関連の半導体売上高は昨年の184億ドルから今年109億ドルに増加し、2021年には342億ドルに達するとも見通している。

昨年から2021年まで5年間の年平均成長率がそれぞれ13.4%と13.2%に達する水準で、これは半導体市場全体(7.9%)より高い水準となっている。

さらに、医療電子やウェアラブルシステムに用いられる半導体の売上高も同期間9.7%と9.0%の伸び率を示し、比較的高い成長を続けると見通された。

携帯電話用の半導体の売上高は年平均7.8%の伸び率で、2021年には1056億ドル規模に達し、市場全体(4345億ドル)の4分の1ほどを占め、PCの売上高がその後に続くとみている。

一方、ゲーム機(-1.9%)とタブレットPC(-2.3%)の場合、年平均成長率がマイナスとなり、2021年には半導体の売上高がそれぞれ97億ドルと107億ドルにとどまると見込まれた。

報告書は「今年はDRAMとNANDフラッシュといったメモリ価格の高等に支えられ、2010年以降最高の売上高増加を記録した。来年以降も半導体の売上高は引き続き増加するとみている」とも述べた。

業界関係者は「従来の半導体市場はPCや携帯電話が需要をリードしたが、今後は自動運転車、AIなどへの需要が高まり、地殻変動を起こす」とし、「この他にも新しい需要が生まれると思う」と話した。

humane@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2017.12.10)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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