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ロッテビピ化学、蔚山に1千800億ウォン規模増設投資
作成日
2019.01.16

聨合ニュースによると、


【蔚山聯合ニュース】チャン・ヨンウン記者= 蔚山市は16日、ロッテグループと英国のBP化学の合弁会社であるロッテビピ化学が、蔚山工場に1千800億ウォン規模の大規模増設投資を確定したことを明らかした。

同市によると、ロッテビピ化学が蔚山工場の遊休地(2万8千m2)に、今年1月から2020年9月まで1千800億ウォンを投資、酢酸と酢酸ビニール生産工場を建設し、試験稼動を経て2021年1月から本格的商業生産に入る。

酢酸ビニール(VAM)は、酢酸を主原料として生産される。

LCDディスプレイ用の偏光フィルム、太陽光素材のハウジングなどの先端電子素材だけでなく、接着剤、食品用包装材、タバコのフィルター、高機能発泡剤など高付加価値製品、医療機、高機能断熱材などに幅広く活用される。

特に、ロッテビピ化学は今回の増設投資で年間売り上げ「1兆クラブ」の企業に跳躍する。

また、2017年6月に蔚山市が投資を誘致したバッカー社に、酢酸ビニールを供給(年間8万トン)する計画だ。このように、今回の投資は石油化学産業の特性上、多方面の産業が連携した増設投資という側面で意味があると同市は説明した。

同市は今回の増設投資で、毎年6千億ウォン程度の直・間接生産誘発効果と50人の直接雇用、年間1千900人の間接雇用効果を期待、厳しい地域経済に力を入れると見通した。

ロッテビピ化学は1989年、サムスングループとビピグループの合弁投資会社であるサムスンビピ化学で出発した。

2016年3月にロッテグループがサムスンの株式を買収、ロッテビピ化学に社名を変更した。

昨年10月、ロッテグループは今後5年間、50兆ウォンを投資、7万人を雇用する計画を発表し、グループの両軸である流通と化学部門を中心に投資することを明らかにした。

このような計画に応じて、合弁投資会社である英国ビピ化学も、酢酸と酢酸ビニール事業の拡大に積極的に協力し、事業推進に弾みがついていると同市は説明した。

酢酸・酢酸ビニール・水素などを生産しているロッテビピー化学の2018年の予想売上高は7千億ウォンで、今回の増設投資が完了すれば、売上高は約1兆ウォンに達すると予想する。

蔚山市は今回の投資誘致のため、2年間、英国のビピ化学経営陣と投資交渉を進めた。

昨年10月、ソン・チョルホ市長が英国本社を訪問してMOUを締結し、ロッテビピ化学蔚山工場の増設投資を確定する機会を作った。

同市の関係者は「ロッテビピ化学の大規模増設投資で雇用創出など地域経済の活性化に大きな期待をかけている」とし、「今後も地域経済に活力を与え、雇用創出と未来産業育成のための投資誘致活動にも集中し、産業首都蔚山の地位を確保するよう努力する」と述べた。

ロッテビピ化学の関係者は「今回の増設投資でより大きな成長の契機が設けられた」とし、「安全管理、生産性、顧客満足などの経営活動全般で世界最高水準を達成するため、持続的努力する」と述べた。

young@yna.co.kr

聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>




原文記事
出所:聨合ニュース(2019.01.16)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。


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