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K―POPやドラマに映画… 20年も韓流の勢い止まらず
作成日
2019.12.30

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】2020年、韓流はさらにどこまで飛躍するだろうか。男性グループのBTS(防弾少年団)がけん引する韓流の広がりはすでにアジアを超え、世界のエンターテインメント業界が注目する流れになっている。

K―POPは人気グループが20年も旺盛な活動を続ける予定で、市場多角化の試みも続いていることから、引き続き成長が見込まれる。

ドラマや映画を通じた韓流の裾野の広がりも期待される。

◇K―POPが韓流けん引 BTSの活躍に注目

20年の韓流も、やはりK―POPがけん引役になりそうだ。

韓国国際文化交流振興院の「グローバル韓流トレンド2019」によると、海外の韓流ファンにとって、「韓国」と言えば思い浮かぶイメージのトップはK―POP(17.3%)だった。

交流サイト(SNS)や動画投稿サイトのユーチューブで世界の人々がコンテンツに時間差なく接することで、韓国国内と海外でほぼ同時にK―POPファン層が形成され、広がっていくようになって久しい。

BTSは20年も、新譜リリースなど活発な活動で韓流人気を引き続きリードしていく見通しだ。

すでに世界的スターの仲間入りを果たした彼らが、新たなコンテンツとともにさらにどれほど成長するのか注目される。

大手芸能事務所、SMエンタテインメントに所属する人気男性グループのエース級メンバーからなるプロジェクトグループ、SuperM(スーパーエム)は20年に北米ツアー、欧州公演を行う。

ユーチューブで絶大な影響力を誇る女性グループのBLACKPINK(ブラックピンク)も、20年初めの新譜発売を予告している。

また、日本での韓流人気をけん引する女性グループのTWICE(トゥワイス)は同3月に東京ドーム公演を、男性グループのMONSTA X(モンスタエックス)は同2月に米国でのフルアルバムリリースをそれぞれ予定する。このほか、新鋭K―POPグループによる海外進出も期待される。

◇関係悪化も日本でK―POP人気健在 中国市場は依然厳しく

依然としてK―POPの主な市場は日本や中国などの東アジアだ。19年には韓日関係が急激に悪化し、日本国内で韓流が勢いを失うとの懸念もあったが、これまで交流を積み重ねてきただけにK―POPスターの人気も比較的健在だったといわれる。

オリコンがこのほど発表した19年年間ランキングでは、年間アーティスト別セールス部門でTWICEが4位、BTSが5位とK―POPアーティスト2組がトップ5に入った。

一方、中国市場は厳しい状況が続いたようだ。

米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に反発した中国は16年7月以降、韓流コンテンツを制限する「限韓令」を本格化させ、K―POPアーティストの公演活動は封じられた形になった。こうした状況の中、北米や欧州などに市場を多角化していくことも、韓流の課題のひとつとなっている。

◇ドラマ・映画を通じた韓流の広がりに期待

20年も、韓国ドラマの主な海外進出ルートは動画配信サービスのネットフリックスとなりそうだ。

ソン・ジュンギ、チャン・ドンゴンら出演の「アスダル年代記」やイ・スンギ、ペ・スジら出演の「バガボンド」といった「大作」は特に、ネットフリックスに版権を販売することで多額の制作費のかなりの部分を回収するとともに、海外の視聴者に制作力を示すチャンスとしている。

ネットフリックスなどのグローバルプラットフォームを活用し、韓国ドラマが海外で新たな韓流ブームを起こせるかどうか注目される。

一方、19年に100周年を迎えた韓国映画も、世界でそのステータスを高めている。

カンヌ国際映画祭ではポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」が韓国人監督の作品で初となるパルムドール(最高賞)を受賞した。

20年も「パラサイト」を筆頭に韓国映画の人気が続く見通しだ。

同作は同2月に授賞式が行われる米アカデミー賞の国際長編映画賞(旧外国語映画賞)、主題歌賞の各ショートリスト(ノミネート前の候補リスト)に入っている。

作品賞、脚本賞の受賞の可能性もある。

韓国映画はこれまで、アカデミー賞の受賞はもちろんノミネートもなく、「パラサイト」が新たな歴史を刻むかどうか関心が集まる。

tnak51@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2019.12.26)


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