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世界の韓流ファン「1億人」目前 BTS人気など追い風に
作成日
2020.01.21

外聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】韓国外交部傘下で広報文化外交を担う韓国国際交流財団(KF)が14日に刊行した112カ国・地域の韓流関連情報をまとめた2019年版「韓流現況」によると、19年12月現在、歌手や俳優など韓国芸能人のファンクラブ、韓国文化や韓国料理、テコンドーのサークルなど世界の韓流同好会に所属する会員数は計9932万人で、前年(8919万人)に比べ11%増加した。

男性グループBTS(防弾少年団)などK―POPアイドルの人気を追い風に、「世界の韓流ファン1億人時代」が目前に迫っている。

同好会の所属会員数を地域別に見ると、欧州が前年の約660万人から約1504万人に128%の伸びを見せた。

アフリカ・中東は39.1%増の約32万人、アメリカは2.5%増の約1215万人、アジア・オセアニアは1.7%増の約7181万人となった。

国別で最も増加率が高かったのはロシアで、298万人から1161万人へ290%急増。

全体の増加分の85%(863万人)を占めた。

同財団は、大半の国々で韓流はBTSなどのK―POPグループを大きな原動力として拡散しており、この中で韓国ドラマも韓流の広がりに一役買ったと説明している。

韓流コンテンツの流通・消費ルートとなる動画投稿サイトのユーチューブや動画配信のネットフリックス、交流サイト(SNS)などが世界に普及していること、ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」がカンヌ国際映画祭の最高賞を受賞したことも、韓流ブームの追い風となった。

K―POPやドラマが中心だった韓流は、今では電子漫画、ファッション、コスメ、モクパン(食べる様子を配信する動画)、観光など、日常の領域にまで入り込んでいると分析される。

その一方で、BTSやガールズグループTWICE(トゥワイス)など特定グループへの人気の偏り、グループBIGBANG(ビッグバン)元メンバーのV.I(ヴィアイ)や歌手兼タレントのチョン・ジュニョン、歌手兼俳優のユチョンら韓流スターの不祥事、中国国内での韓流コンテンツ制限、日本の嫌韓などが韓流の成長の足を引っ張る可能性があると、同財団は指摘している。

同財団の李根(イ・グン)理事長は「韓流は韓国のソフトパワー(国の文化や知識を基盤とした影響力)のリーダーとしての役割を果たすほど、広報文化外交の重要な資産」だとし、「韓流の成長にとってリスク要因となる問題に効果的に対応し、体系的な危機管理戦略を立てる必要がある」と助言した。

tnak51@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2020.1.14)

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