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聨合ニュースによると、
兪氏はこの日、WTOのアゼベド事務局長とテレビ会議を開き、新型コロナウイルスに対するWTOとしての対応策を議論した。
兪氏は新型コロナウイルスによる危機の中で迅速に世界の貿易秩序を立て直し、国際防疫・投資に及ぼすマイナス影響を最小化するため、加盟国の行動指針を設ける必要性があると指摘した。
また、韓国が1日にシンガポール、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドと共同閣僚宣言文を採択し、グローバル供給網の断絶と企業関係者などの必要不可欠な移動問題を解決するためのガイドライン作成に合意した点に言及。
この内容をWTOとして取り上げ、拡大・発展させることも意味のある試みになると説明した。
このほか、ガイドラインを設ける過程で世界保健機関(WHO)、世界税関機構(WCO)、国連食糧農業機関(FAO)など関連国際機関とも連携しなければならないと呼び掛けた。
兪氏はWTO、主要20カ国・地域(G20)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの国際機関内で立場を同じくする中堅国と2カ国間、または小グループでの協議を行い、ガイドラインに関する議論を続ける方針だ。
カナダとは13日にテレビ電話で通商相会談を開き、こうした内容を話し合うことを決めた。
兪氏は「WTOが新型コロナウイルス問題のような前代未聞の非常事態に機敏に対応する姿を見せれば、多国間体制の中心、象徴としての地位がいっそう堅固になる」とし、「韓国は新型コロナウイルスの危機を克服するため、WTOと引き続き協力すると同時に、WTOを基盤とする多国間貿易体制の堅固な維持のために積極的に努力する」と約束した。
ynhrm@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2020.5.12)