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聨合ニュースによると、
サムスン電子は今回のCESに「Better Normal for All(全員のためのより良い日常)」をテーマに参加。
新型コロナ時代にさらに重要になった自宅を中心とした個人のライフスタイルや好みを考慮した製品とサービスを公開した。
次世代技術を研究するサムスンリサーチの承現峻(スン・ヒョンジュン、セバスチャン・スン)所長は、この日開催されたオンライン説明会で、「新型コロナが非対面時代への転換など、新たな日常と危機をもたらしたが、これを克服してより良い日常に進む努力を一丸となって行わなければならない」とし、「サムスン電子が人を中心とした技術・革新で積極的に寄与する」と述べた。
◇家事も運動もAIが人気 毎年進化するロボット技術に注目
サムスン電子は今回のCESで人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)などの技術を生かした多様な製品やサービスを紹介した。
初めて公開されたロボット掃除機の新製品「Jetbot AI」は世界で初めてインテルのAIソリューションが搭載されたロボット掃除機。
進化した事物認識技術を使い、自ら最適な経路を探して自動で移動する。
Jetbot AIのカメラとセンサーを活用してペットの世話をするサービス「SmartThings Pet」も紹介された。
ペットの様子を映像で確認し、エアコンや空気清浄機の操作を遠隔で行うことができる。
Jetbot AとSmartThings Petは上半期に韓国と米国で導入される予定だ。
サムスン電子は現在研究中の新しいロボットも紹介した。
家庭用サービスロボット「Samsung Bot TM Handy」は今回初めて公開されたロボットで、自ら物の位置や形などを認識し、物をつかんで移動させるなど多様な家事をサポートする。
サムスン電子は料理や運動に関連したAI関連のサービスを今後も発表すると明らかにした。
テレビ番組とインターネットサービスの両方を楽しめる「スマートテレビ」用の「サムスンヘルス」は自宅で行う多様な種類の運動コンテンツを提供するサービスで、使用者はテレビにつなげたカメラで自身の姿を見ながら姿勢や、動作回数、カロリー消耗量などを確認することができる。
◇個人の好みを反映したライフスタイル家電・テレビ 持続可能な未来も強調
サムスン電子は消費者が自分の好みや住居空間などに合わせ、製品の形や色を選択する冷蔵庫「BESPOKE」を北米で発売すると明らかにした。
これに先立ちサムスン電子は事前イベントでミニLEDテレビとマイクロLEDテレビを公開していた。
サムスン電子は特に次世代ディスプレー「マイクロ発光ダイオード(LED)」を搭載した110型テレビ「マイクロLEDテレビ」について、現在の最高の技術を集約したと説明した。
この製品は3月に韓国を皮切りに世界で販売される。
サムスン電子は今回のCESで革新的な製品や技術だけでなく持続可能な未来を作る努力とビジョンを強調して紹介した。
このほかにも、低電力技術、家電製品に使われる水や電気を節約するAI技術、環境に優しいテレビの梱包材などを紹介し、持続可能な未来の実現を目指していく方針を示した。
yugiri@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2021.1.4)