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聨合ニュースによると、
KDIの鄭圭哲(チョン・ギュチョル)経済展望室長は「景気回復と評価したのは、昨年に新型コロナウイルスが発生してから初めてだ」と説明した。
これに先立ち、KDIは新型コロナの流行の「第2波」が広がってから8カ月後の今年4月に初めて「景気不振が緩和」と評価し、今月はさらに踏み込んで「景気回復」と判断。製造業が改善傾向を維持している中でサービス業の不振も一部緩和され、景気が緩やかに回復していると分析した。
3月の全産業の生産は鉱工業とサービス業生産の増加幅が拡大し、前月(0.4%)を上回る5.8%の増加率を記録。
サービス業生産は前月比(季節調整済み)でも1.2%増加し、反動増を考慮しても深刻な不振から一部脱したと判断した。
また、政府の防疫対策「社会的距離の確保」が緩和されたことで消費心理が回復して消費不振が和らいでいるとしたほか、輸出は対外条件が改善して増加傾向が続いたと説明した。
労働市場では反動増と公共雇用事業の影響で就業者数が増加したが、対面サービス業を中心に雇用不振が続いているとした。
消費者物価は石油類の価格急騰により上昇幅が大幅に拡大し、昨年の原油価格急落による反動が当分続くとの見通しを示した。
ynhrm@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2021.5.10)