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史上最多を記録した。
また、「裸キムチ事件」で炎上した中国産のキムチの輸入が減り、12年ぶりに貿易収支も黒字を記録した。
○キムチ輸出、史上最多 6年連続増加
17日、韓国関税庁によると、昨年のキムチ輸出額は前年度(2020年)比10.7%増え、1億5992万ドルを記録した。
新型コロナウィルスにより、キムチの効能に注目する人も増え、8年前の記録(1億4451万ドル)を更新したと分析されている。
K-コンテンツの影響によりK-フードの人気も拡散し、キムチの輸出額が増えたのだと思われる。
飲食業回ではSNSなどを通じたオンライン・コンテンツの消費が拡大し、「モクバン」などのコンテンツと結合し、海外の消費者の間でもキムチが注目されるようになったと分析している。
また、新型コロナウィルスにより、世界中の健康に対する意識が高まっている中、キムチが免疫を上げる効能を持つ発酵食品であることが注目され、キムチの消費にも繋がったと分析した。
国家別の輸出額を見ると、日本(50.1%・8012万ドル)、米国(2825万ドル)、香港(772万ドル)、台湾(691万ドル)、英国(550万ドル)、オランダ(545万ドル)、豪州(513万ドル)の順で集計された。
主要輸出国の日本の場合、家庭内での需要が影響されたと思われる。
また、米国では韓国企業が運営している大手流通マートが増えたことにより増えたと分析された。
○「裸キムチ炎上事件」により、輸入は減少
一方、昨年のキムチ輸入額は1億4074万ドルで、7.7%減少した。
2014年(-11.1%)以降、7年ぶりに大幅に減ったのだ。
輸入されるキムチのほとんどが中国産であることを考慮すると、中国産キムチの輸入が減ったのだと思われる。
昨年の3月、中国の非衛生的なキムチ工場の現場を撮影した動画(裸キムチ炎上事件)が拡散され、中国産キムチに対する消費者の不安が高まり、今回の結果に繋がったと思われる。
また、新型コロナウィルスの影響で飲食店での中国産キムチの需要が減ったのも影響していると考えられる。
輸出増、輸入減により、キムチは12年ぶりに貿易黒字を記録した。
昨年のキムチの貿易収支は1917万ドルだった。
過去貿易収支の黒字を記録した2009年は、世界的な金融危機により輸入額が前年比41.4%減少していた。
とある食品業界の関係者は「これまで主要輸出国であった米国・日本以外からの国でもキムチの輸出が増えている。
中東などの地域を攻略するために、ハラルキムチを開発する企業も増えている」と述べた。
記者 オ・ジョンミン blooming@hankyung.com
<著作権者(c)韓国経済。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:韓国経済(2022.01.12)