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昨年のキムチ輸出が過去最高更新 最大輸出先は日本=韓国
作成日
2025.01.13


 

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【ソウル聯合ニュース】韓国グルメが世界的に人気を集め、韓国のキムチの輸出量と輸出額が昨年、過去最高を記録したことが12日、分かった。

農林畜産食品部によると、昨年のキムチの輸出量は4万7100トンで前年比6.9%増加した。

輸出量は2020年の3万9700トンから21年は4万2500トンと7.1%増加した。

22年は4万1100トンに減少したが、23年(4万4000トン)から2年連続で増加した。

同部関係者は「昨年は異常気候により生じたハクサイの需給問題、海外物流コスト上昇などで厳しい環境にあったが、K(韓国)フードを代表する食品として、ビーガン食品、発酵食品としてのキムチに対する認識が広まり、輸出が安定的に成長した」と説明した。

輸出量増加に伴い昨年のキムチの輸出額も増え、前年比5.2%増の1億6360万ドル(約258億円)を記録した。

キムチの輸出先は、企業の販路開拓や政府支援などにより現在90カ国・地域を上回る。

20年の85カ国・地域から23年は98カ国・地域まで増加したが、昨年は95カ国・地域とやや減少した。

最大の輸出先は日本だったが、円安の影響で現地で生産されたキムチとの価格競争が激しくなり輸出量は8.9%減少した。

輸出先2~5位は米国、オランダ、カナダ、オーストラリアでいずれも輸出量が増加した。

キムチを輸出する韓国企業は海外のニーズに合った商品を開発するとともにマーケティングを強化し、今年も市場開拓に積極的に乗り出す方針だ。

キムチブランド「宗家キムチ」を展開する食品大手・大象は、販売チャンネルの多角化、新商品発売で売り上げを拡大する計画だ。

今年上半期にポーランドの工場が完成すれば欧州市場攻略が本格化するとみられる。

食品大手・CJ第一製糖は、海外の大型スーパーなどでの販売を持続的に拡大し、多様な韓国コンテンツとのコラボレーションを通じて知名度を高める計画だ。

hjc@yna.co.kr

原文記事
出所:聯合ニュース(2025.1.12)
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