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【世宗聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の権限を代行する崔相穆（チェ・サンモク）経済副首相兼企画財政部長官は２１日、訪韓観光市場の回復と外国人向けのショッピング・観光イベント「コリアグランドセール」の推進状況を点検するためにソウルの繁華街・明洞を訪れ、「訪韓観光の拡大が内需と経済に活力を吹き込むよう全力で支援する」と述べた。

昨年の訪韓観光市場は回復傾向を示し、外国人観光客の数は新型コロナウイルス禍直前の２０１９年の９３．５％に当たる１６３７万人まで回復。

観光収入も１９年の７９．３％水準の１６５億ドル（約２兆４７００億円）に上った。　

崔氏はコリアグランドセールの明洞ウェルカムセンターでショッピング・観光特典や多国語案内サービスなどを視察し、参加企業と現場関係者を激励したほか、同センターを１万２０００番目に訪れた外国人観光客に記念品を贈るなどＰＲ活動に参加した。

続いてヘルスアンドビューティーストア、オリーブヤングの明洞タウン店を訪れ、外国人客と共にツアープログラムに参加して人気商品について説明を聞いた。

このほか、付加価値税（消費税に相当）即時還付サービスの運営状況も確認した。

崔氏は、外国人観光客が入国や移動、ショッピングなどで不便を感じることがないよう努力すると述べ、関係官庁には外国人観光客向けに韓国の文化や日常生活、歴史を活用した体験プログラムを開発するよう要請した。

また、１０月に南東部・慶州で開幕するアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議などを機に訪韓観光活性化の機運が全国に広がるよう、観光インフラ・コンテンツの拡充を支援すると強調した。

ynhrm@yna.co.kr

原文記事
出所：聯合ニュース(2025.2.21)