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【ソウル聯合ニュース】韓中日の貿易担当相は３０日、ソウルで会合を開き、３カ国間協力の必要性に共感するとともに、経済・通商協力を拡大していくことを申し合わせた。

会合は２０１９年末に北京で開催されて以来約５年ぶり。

トランプ政権が予定している新たな関税措置の発表を４月２日に控えるなか開かれた。

韓国の安徳根（アン・ドクグン）産業通商資源部長官、中国の王文濤商務相、日本の武藤容治経済産業相が出席した。

３氏は域内・グローバルの経済繁栄と安定に向けた３カ国間の協力の必要性を再確認するとともに、経済・通商協力を拡大していくことで一致した。

世界貿易機関（ＷＴＯ）を中心とする多国間貿易システムの維持、「質の高い」韓中日の自由貿易協定（ＦＴＡ）実現に向け緊密に協力することで合意した。

安長官は「世界の経済通商環境が急変するなか、３カ国の経済通商長官が顔を合わせたのは３カ国だけではなく、国際社会にとっても大きな意味がある」とし、「相互尊重と信頼を基に、３カ国協力を通じ、安定的なグローバル貿易・投資環境をつくる必要がある」と述べた。

次回の会合は日本で開催される。

csi@yna.co.kr

原文記事
出所：聯合ニュース(2025.3.31)