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【昌原=ニューシス】ホン・ジョンミョン記者
慶尚南道(キョンサンナムド)は30日、世界初となるアンモニア・ディーゼル混焼燃料推進システムを備えた船舶の建造および「バンカリング(Bunkering、船舶燃料供給の総称)」設備の構築を完了し、本格的な海上実証段階に入ったと発表した。
国際海事機関(IMO)は、船舶の温室効果ガス削減のため、2008年比で2030年までに最低20%(30%まで努力)、2040年までに最低70%(80%まで努力)、2050年頃には純排出量0%(Net-Zero、ネットゼロ)にする「2023年温室効果ガス削減戦略」を採択している。
これに伴い、造船会社や海運会社などにとって温室効果ガスの削減は不可避な課題として浮上しており、アンモニアは燃焼過程で二酸化炭素を排出しない無炭素船舶燃料として注目されている。
慶尚南道は、こうした国際的な政策変化に対応し、「慶南アンモニア混焼燃料推進システム船舶・規制自由特区」事業を推進している。
本事業は2022年9月から2026年8月まで計329億ウォン(国費172億、道費113億、その他44億)を投じ、次世代エコ船舶燃料供給システムの開発と実証を行う中小ベンチャー企業部の規制自由特区事業である。
EK重工業やSTXエンジン、船舶海洋プラント研究所(KRISO)など計15の企業・研究所が参加し、アンモニア混焼推進システムを搭載した船舶を建造・実証する大規模プロジェクトだ。
慶尚南道は2024年11月に建造した船舶の進水後、アンモニア燃料タンクや燃料供給装置などの実証機材を搭載し、2025年10月からアンモニアバンカリング設備に対する実証を開始した。
続いて、アンモニアタンクに燃料を注入する「初のアンモニアバンカリング」を成功裏に開始し、アンモニア船舶の運航実証に向けた準備を終えた。
今回の海上実証は、有毒ガスであるアンモニアを取り扱うだけに、安全性の確保を最優先に進められる。
アンモニアタンクをはじめ、燃料供給装置などの主要機材に対する個別の性能検証を経て、エンジンの稼働や実際の船舶運航まで段階的に実施する。
特に、特区期間である2026年8月までに計500時間以上の海上実証を行い、世界で初めてアンモニア推進船舶と関連機材に対する安全性を検証する予定だ。
慶尚南道は、海上実証を通じて確保した機材の運用実績を基に、国際認証と標準制定を主導し、新たに開かれるグローバル無炭素船舶市場へ道内企業が先制的に進出できるよう支援する方針だ。
hjm@newsis.com
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原文記事
出所:ニューシース(2026.01.30.)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。










