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韓国進出の成功事例

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[自動車・部品 / フランス] エア・リキード・コリア(Air Liquide Korea)
作成日
2013.08.08
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空気から掴み取ったチャンス
持続的な成長を見せてきた、産業・健康・環境分野で使われる産業ガスメーカーのエア・リキード・コリア

エア・リキード・コリア(Air Liquide Korea、ALK)はここ17年間、韓国だけで12ヵ所に生産工場を設立した。その数字からもわかるように、エア・リキード・コリアは大きく成長してきた。しかし、エア・リキードの創立者が20世紀初頭に空気分離方法を発明したことを考えると、その後継が現在グローバルな革新の先頭に立っていることはあまり驚くべきではない。

韓国におけるエア・リキード・グループの拠点となるエア・リキード・コリア(ALK)は1996年に設立され、韓国の産業ガス市場でトップを走っている。フランスに本社を置くエア・リキード・グループは韓国産業の成長可能性に魅了され、龜尾(グミ)に第一工場を建設して近所の電子企業に納品を始めた。その後、ALKは毎年投資を継続しており、唐津(ダンジン)と麗水(ヨス)にフラッグシップ工場がある。

ALKは2012年、4,380億ウォン(3億8,300万ドル)の売上を記録した。主要取引先は韓国で最も大きな産業で、素早く成長している電子と化学、鉄鋼分野の企業。

「韓国内で、もしくは世界中でALKの製品が使われていない産業はない」と話すALKのクリストファー・クラーク(Christopher Clark)社長は、「ALKの製品は様々な分野で使用されている」と付け加えた。

ここ数年間、ALKは大きな発展を成し遂げた。昨年、延世(ヨンセ)大学校のキャンパスに韓国では初めてとなるALKの研究機関が設立されており、電子市場で使われる「precursors」(半導体の生産過程で使われる新物質)の開発に焦点を絞る予定。新たな生産設備も2013年に稼動される。

ALKの唐津工場では、地域の鉄鋼会社に酸素、窒素、アルゴンを生産、供給している。これを供給されている取引先は医療分野から製薬、建設業界まで幅広い。

麗水工場では水素、炭酸ガス、スチームなどを生産し、地域の産業団地にある企業に供給する。ALKは麗水産業団地内に位置した他の企業の工場に製品を供給できるパイプラインも建設した。

「数少ない例外のケースを除くと、ALKで生産された製品は近くの地域内で使用される」と話すクラーク社長は、「例えば、中国で生産された製品を韓国の鉄鋼メーカーや石油化学メーカーに供給することはできないため、取引先の近くに工場を建設しなければならない」と説明した。ALKの主要取引企業には韓国BASF、KPX FINE CHEMICAL、サムスン、SKハイニックス、LG化学、GSカルテックス、錦湖MITSUI化学、東部鉄鋼、YKスチールなどがある。

また、バイタルエア・コリア(VitalAire Korea)との提携を通じ、ALKは家庭向けヘルスケア市場で3,000人以上の患者に対して呼吸器関連医療機器・サービスを提供している。早いペースで高齢化が進んでいる韓国の現状を考えると、大変重要な事業分野である。

クラーク社長は、ALKが様々な製品とサービスを提供することで取引する各企業のグローバル競争力の向上を支えたと説明した。また、韓国でALKはエンジニアを始めとする雇用創出にも寄与した。

「韓国は依然として大きく成長する途中」とし、「ALKは韓国の顧客企業の成長を積極的に支援していく」と話したクラーク社長は、「ALKもその数々の顧客と一緒に成長していくから」と付け加えた。

By Chang Young (young.chang@kotra.or.kr)

ご存知ですか?
ㆍALKが持つ12ヵ所の工場は富川(ブチョン)を含め、仁川(インチョン)、天安(チョンアン)、唐津(ダンジン)、尙州(サンジュ)、金泉(キムチョン)、龜尾(グミ)、釜山(ブサン)、群山(グンサン)、益山(イクサン)、全州(チョンジュ)、麗水(ヨス)に位置している。
ㆍエア・リキード・グループは2012年、153億ユーロ(197億ドル)に達する売上を記録した。
ㆍエア・リキード・グループは全世界80カ国で事業を展開し、およそ50,000人の従業員を擁している。
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