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韓国進出の成功事例

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コンティネンタル・コリア(Continental Korea)
作成日
2013.12.02

電子未来への疾走
コンティネンタル・コリアは持続的な投資と成長を通してグローバルメガトレンドを作っていく。

コンティネンタル・コリアは様々の分野で1位を誇っている。

ドイツベースの自動車会社であるコンティネンタル・コリアは2004年韓国初の自動車用スマートキーを生産した。2002年には超低公害車の開発に成功し、同年コンティネンタルグループの46カ国、291の事業所の内、初めてエンジンとトランスミッションを統合コントロールするPowertrain Control Unitを開発した。そして昨年、コンティネンタル・コリアは世界で最も薄い厚さ34㎜のカードキーを制作した。

コンティネンタル・コリアのヒョン・ソンウCEOは「コンティネンタル・コリアはコンティネンタルグループが運営する事業所の内、最も成功した事業所の1つだが、これは韓国の自動車産業が大幅に成長したおかげだ」と話す。

企業の歴史は1987年から始まった。アライドシグナル(Allied Signal)社によってベンディックスエレクトロニクス・コリア(Bendix Electronics Korea Ltd.) という社名で設立された以降、会社は数回に渡った買収合併を経て、1997年、世界3大自動車会社であるコンティネンタルに買収された。80年代後半に始まった事業の勢いは電気自動車の流行の始まりであった。

会社の主なクライアントとしては現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン、サンヨン自動車、そしてその他OEM会社とティア1のクライアントがある。

コンティネンタル・コリアの戦略はドイツの先進技術と韓国の効率的な生産テクニックを結び付け、マーケティング、R&Dから製造、顧客支援に至る全てのバリューチェーンを現地化することである。

初めて提示されたケースのようにコンティネンタル・コリアは自動運転の現実化を目標としており、これはコンティネンタル社が自動運転がより安全で効率的な未来の交通手段の鍵を握っているとされているからだ。昨年、コンティネンタル社は米国で自動運転の道路走行テストを初めて許可された自動車会社になった。同社は2016年までに一部の自動化を、2025年までに完全な自動化を目標としている。

ヒョンCEOはコンティネンタル・コリアの自動車電化の加速化と電気部品分野においての高速成長を予測した。

「我々は未来自動車市場のリーダーになるだろう。我が社は韓国自動車電子部品市場で1位になることを目指している」とヒョンCEOは話す。

ヒョンCEOはコンティネンタル・コリアが自動車市場で4つのメガトレンドを形成していると語った。その4つとは、安全、環境(環境に優しいエネルギー)、情報(知能型運転)、そしてリーズナブルな価格の車両供給である。コンティネンタル・コリアの優れた製造力量によって本社は韓国内の事業部の人員を2倍に増やし、コンティネンタル・コリアが韓国だけでなく世界市場での部品開発を担当するように図っている。

「我々は、うまくやっていることを証明した」とヒョンCEOは話す。

最も大きな証拠は、韓国で生産している全ての自動車が少なくとも1つ以上のコンティネンタル社の部品を使っている事実だろう。

By Chang Young (young.chang@kotra.or.kr)

ご存知ですか?
ㆍコンティネンタル社は1871年ドイツで設立され、当時には自転車用タイヤを生産した。
ㆍコンティネンタル・コリアは11年連続「働きやすい企業」に選ばれた。
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