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教育

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韓国の教育制度

保育園・幼稚園
保育園は乳幼児保育法に基づく保育施設であり、利用対象は保育を必要とする小学校就学前の満6歳未満の乳幼児である。保育園の種類には、国公立保育園、社会福祉法人保育園、法人・団体保育園、職場保育園、協同保育園、民間保育園がある。保育園は週6日、平日12時間以上運営している。各保育園の種類によってその料金と運営方法は異なる。
幼稚園は、幼児教育法に基づく学校であり、保育園が乳幼児を保育する施設であるのに対して、幼稚園は幼児の教育を目的として運営される学校である。幼稚園は、国が設立・経営する「国立幼稚園」、地方自治体が設立・経営する「公立幼稚園」、法人又は個人が設立・経営する「私立幼稚園」に区分される。現在、小学校就学前の3年間の幼児教育は無償で実施されており、その外、2019年基準で満3~5歳になった幼児は、幼稚園に通う場合、保護者の所得水準に関係なく誰でも幼稚園教育費の支援を受けることができる。このような幼児の学費の支援は、邑・面・洞の住民センター又はオンライン1)で申請することができる。
※ 1)ポクチロ(福祉路)ホームページ:http://www.bokjiro.go.kr (対応言語:英語、中国語、日本語、ベトナム語)
小・中・高の教育課程
韓国の教育課程は、小学校6年、中学校3年、高等学校3年、大学4年(専門大学2~3年)で構成されている。小学校6年と中学校3年は義務教育期間で、無償教育が提供される。高等学校は義務教育ではないため、入学金や授業料などの学費は各家庭で負担し、学費は地域や学校のタイプによって異なる。しかし、最近、高等学校の無償教育法案が可決され、2019年2学期の高等学校3年生から、高校の無償教育が段階的に施行されている。2021年からは、全国の高等学校で全面無償教育が実施される。しかし、私立学校の場合は有償で教育が提供され、学校によってその金額は異なる。
大学
大学に進学するには、学校生活記録簿、論述実技を中心とする随時募集に志願するか、大学修学能力試験(CSAT、College Scholastic Ability Test)を受験して、その結果である修能成績を中心とする定時募集に志願する。学校によって学生の選抜方法が異なるため、受験生は各大学が示している募集要綱を確認する必要がある。
大学の種類 大学には、4年制大学、産業大学、教育大学(師範大学)、放送通信大学及びサイバー大学、2~3年制の専門大学、技術大学などがある。

外国人学校と外国教育機関

外国人学校
韓国に滞在中の外国人の子供たちに本国の教育を提供するために設立された学校で、韓国人でも外国に3年以上居住したことがあれば学生定員の一定比率の枠内で入学することができる。 韓国には計40の外国人学校がある。その半数以上がソウルにあり、京畿道及び釜山にも多数所在している。ほとんどの外国人学校では英語を公用語として使用し、アメリカの教科課程に従っている。韓国内の大学に進学するためには、教育部が認定する韓国史と韓国語の教育を別途に受講しなければならないが、海外の大学に進学する場合は、現在韓国にある外国人学校のカリキュラムでも可能である。大学進学のために認証された教育プログラムがあるか、事前に確認する必要がある。
学校及び学生数の現況
19年1月9日基準
学校及び学生数の現況
外国人学校の数 学級数 総学生数 幼・小・中学生の数 高校生の数
40 782 11,735人 7,992人 3,743人
※ 出所: 教育統計サービス
教授言語別の現況
19年1月9日基準
教授言語別の現況
英語 ドイツ語 日本語 フランス語 モンゴル語 中国語 中国語 · 英語
24 1 2 2 1 8 2
※ 出所: :外国教育機関及び外国人学校総合案内(https://www.isi.go.kr)
韓国内の外国人学校に関する情報は?
教育科学技術部が運営する総合案内サイトで確認できる。外国人幼稚園から外国人学校、国際学校などの外国教育機関や外国人学校に関する多様な情報を確認することができ、各教育機関の連絡先、ホームページ、授業開始日、開校日、学校の位置、学校の類型など、様々な情報が公開されている。また、各教育機関のホームページがリンクされており、便利だ。
  • ウェブサイト : https://www.isi.go.kr
  • 対応言語 : 英語