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健康と医療

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健康保険制度

健康保険制度
韓国は、所得や財産等に応じて毎月一定額の保険料を納付する健康保険制度を実施している。
健康保険加入者は、職場加入者と地域加入者に区分される。すべての事業場の労働者・使用者と公務員・教職員は、職場加入者となる。
健康保険加入対象の外国人
外国人登録をした者で、健康保険適用事業場に勤務する者と、公務員・教職員として任用又は採用された者は、職場加入者になる。外国人登録をした者で、職場加入者やその被扶養者に該当しない場合は地域加入者になる。地域加入者は、国民健康保険法施行規則別表9に該当する在留資格を維持しなければならず、韓国で6ヵ月以上居住すれば誰でも健康保険地域加入者の資格を 取得する。
ただし、韓国で6ヵ月以上居住していない外国人でも、留学・結婚移民の理由で6ヵ月以上居住することが明らかな者は、健康保険に加入することができる。
加入方法
配偶者が勤務先の会社で健康保険に加入している場合
配偶者の健康保険に被扶養者として登録する。被扶養者の確認に必要な書類を国民健康保険公団に提出すればいい。
必要書類 : 被扶養者資格取得申告書、外国人登録証コピー、家族関係証明書
外国人本人が会社に勤務する場合
外国人が健康保険の適用事業場で勤務する場合、健康保険に加入することができる。会社が国民健康保険公団に外国人登録証のコピーと必要な書類を提出すれば加入できる。
韓国人配偶者と外国人の双方とも会社に勤務していない場合
自営業者や日雇い職などに従事するなど、会社に勤務していない場合は、地域健康保険に加入する。6ヵ月以上居住すれば健康保険に自動的に加入され、健康保険証が発給されない場合は居住地の管轄国民健康保険公団支社を訪問して、外国人登録証コピーと申請書を提出する。韓国人配偶者と一緒に行かなくても外国人一人で申請することができる。

韓国の医療システム

医療システム
全国に3,494ヵ所の医療機関が分布しており、その中で353ヵ所は総合病院、1,526ヵ所は一般病院、1,594ヵ所は療養病院、21ヵ所は軍病院である。
医療システム
区分 医院 病院及び総合病院 上級総合病院
主な対象 主に外来患者 主に入院患者 主に重症患者
主な業務 簡単で一般的な疾病に対する外来診療 一般的な入院、手術診療 手術、施術など高難度の治療技術を必要とする重い疾病の診療
病気の予防や相談など包括的な医療サービス 分野別により専門的な管理が必要な患者の診療 致死率が高く、合併症発生の可能性が高い疾患を持つ患者の診療
地域社会住民の健康保護と増進のための健康管理 長期治療が必要な慢性疾患を持つ患者で、入院する必要がある患者の診療 多数の診療科目の診療と特殊施設・装備の利用が必要な患者の診療
薬局
韓国は、医薬分業制度を施行しており、薬局で購入できる医薬品は処方箋が必要な医療用医薬品と、処方箋がなくても購入できる一般用医薬品に分けられる。そのうち、一般用医薬品は、風邪薬、消化剤、解熱鎮痛剤、傷に塗る各種軟膏、止瀉薬など、多くの種類がある。
なお、医薬品でない殺虫剤、生理用ナプキン、健康補助飲料、コンドームなどは薬局だけでなく、コンビニのような小売店でも購入することができ、最近法律が改正され、2012年11月15日からは風邪薬、消化剤、解熱鎮痛剤、湿布の中の一部医薬品は、コンビニでも購入することができる。
当直病院と当番薬局
救急医療ポータルE-gen(http://www.e-gen.or.kr ‐対応言語:英語) 中央救急医療センター(National Emergency Medical Center、NEMC)は、全国すべての病院の救急の現況と、韓国のどこでも発生し得る救急現場に対する情報を企画、管理する機関である。現場や病院の救急医療の質の向上及び相互連携の強化、先端IT技術を融合した各種の情報化事業の拡大を通じて、国民が救急医療サービスをより迅速かつ便利に利用できるよう、E-genを運営している (病院、薬局、救急救命室、自動体外式除細動器(AED)、応急処置法などを検索することができる)。