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韓国経済に貢献する外国人投資企業の成功事例を一目で
作成日
2017.07.04

KOTRA 外国人投資企業の成功事例集を発刊


KOTRAは4日、「2017年外国人投資企業の成功事例集」を発刊し、韓国経済と共に成長してきた外国人投資企業のリアルな経験談を記載した。同事例集はここ3年間、KOTRAの英文月刊誌「KOTRA Express」に掲載された外国人投資企業のインタビューを脚色したものだ。事例集にはかつて投資の不毛の地だった韓国が、東アジアの魅力的な投資拠点として生まれ変わるまでの長い旅程を共にしてきた数多くの外国人投資企業の成長記録が余すところ無く綴られている。

事例集で外国人投資企業らは「韓国は世界的な製品生産に最適な国」と口を揃える。韓国は新技術に敏感なEalry-adopter的な市場であり、かつ目の肥えた消費者が多いため、テストベッドとしての役割を見事に果たしているというのだ。さらに、韓国は世界の領土の73.5%に当たるFTA(自由貿易協定)を締結しているため、主要国への輸出のための架け橋と言える。

ドイツに本社を置く製品認証機関「テュフズード・コリア(TUV SUD Korea)」も、韓国の膨大なFTAネットワークに惹かれた。韓国製品の輸出が増えることは、現地や国際標準が求める認証を受ける必要性が高まることを意味しているからだった。同社のStefan Rentsch代表は「世界8位の貿易立国であり、膨大なFTAネットワークを持つ韓国は、ビジネス拡大において最適な国」と話す。

外国人投資企業は社会貢献と雇用創出の面においても重要な役割を果たしている。「共存共栄社会の実現」をビジョンとして掲げる「パナソニック・コリア」は、韓国の青少年保育施設にデジタルカメラを寄付するなど、様々なCSR活動を行っている。単なる製品の寄付にとどまらず、青少年がカメラを通してインスピレーションとプライドを感じられるようフォトコンテストを主催し、実質的な変化を導き出すために取り組んでいる。

日本企業の「東レ」が投資する「東レ先端素材」は20年間韓国に投資を行い、雇用創出と素材産業の発展に貢献している。同社は慶尚北道亀尾市に4つの工場を設立して人材を採用しており、セマングムにも工場の設立を続けている。同社の代表取締役は「韓国には専門性の高い優秀な人材が全分野に集まっている」と話す。

一方、Invest KOREAの金容国代表は発刊の辞において「外国人投資企業は全体の2.1%に過ぎないが、韓国輸出の21%、雇用の5.8%を占めており、その役割は非常に大きい」と述べた上で「事例集を通して韓国国民に新しい観点から外国人投資の効果と機能を考えてもらいたい」と、韓国経済と社会に様々な形で貢献する外国人投資に前向きな姿勢を呼びかけた。


出所:Invest Korea (2017.07.04)

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