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聯合ニュースによると、
自由貿易協定(FTA)の活用を企業に呼びかける大規模な博覧会が2日、ソウルの総合展示場・COEXで始まった。
企画財政部とFTA民間対策委員会の主催。韓国は2003年にチリとFTAを初めて締結して以来、シンガポール、欧州自由貿易連合(EFTA)、東南アジア諸国連合(ASEAN)、インドとFTAを締結、発効している。米国と欧州連合(EU)とは協定を妥結し、国会での承認だけが残っている。
博覧会は韓国がFTAを通じて構築した海外ネットワークを企業に最大限活用してもらうため関連情報を提供し、FTAに対する国民の関心と理解を高めるため設けられた。
米国やEU、チリなどFTA締結国は会場にブースを設置し、自国の貿易環境や文化的違いを紹介し、有望な事業アイテム情報を提供する。
また、政府から企画財政部や知識経済部など10機関が参加し、企業の海外進出支援など関連政策情報を説明する。大韓商工会議所や民間のコンサルティング会社など20社は原産地証明、海外投資、ビジネス戦略などに関するコンサルティングを行う予定だ。
博覧会では掃除用ロボットを生産する中小企業がEFTAとASEANとのFTA発効後、スイスやASEAN地域への輸出が急増したケースなども紹介した。
企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は開会式のあいさつで、「韓国経済は国内市場が小さい上に海外依存度が高く、FTAは企業の能力を発揮できるチャンスを与える」と強調。「せっかくのチャンスを活用しなければ、FTAは有名無実化する」と述べ、企業の積極的な取り組みを呼びかけた。
出所:聯合ニュース(2011.03.02)