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サムスン電子7~9月期決算 予想上回る好業績
作成日
2011.10.07
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聯合ニュースによると、

サムスン電子は7日、同社の7~9月期の連結売上高(暫定値)は41兆ウォン(約2兆6500億円)で、営業利益4兆2000億ウォンを計上したと発表した。前年同期比で売上高は1.9%増、営業利益は同13.6%減となった。

1~9月の売上高は前年同期比4.1%増の117兆4200億ウォン、営業利益は同23.7%減の10兆9000億ウォン。

7~9月期の営業利益はアナリストが予測した3兆2000億~3兆5000億ウォンを1兆ウォン近く上回った。

同社が7~9月期に今年初めて営業利益率10%を超え、予想を上回る業績を上げたのは、スマートフォン(多機能携帯電話)の出荷量が2600万~2800万台と、前期比40%増となり、通信部門の営業利益が2兆ウォン以上になったことが影響したとみられる。

半導体部門もDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)価格の下落などにもかかわらず、原価競争力の改善などで1兆3000億ウォン以上の利益を出した。

世界経済の低迷により、テレビ市場が全般的に落ち込んでいるものの、サムスン電子はインターネット対応のスマートテレビなど、高付加価値製品市場で高いシェアを占め、好業績を続けた。

ただ、液晶パネル(LCD)価格が原価以下に下落し、ティスプレー部門は3期連続の赤字となった。

証券会社などは、業界の減産などで7~9月期を底に半導体とLCDの価格が上昇に転じる可能性が大きく、スマートフォンとタブレット端末など通信部門も新製品の発売などで好調を続け、サムスン電子の10~12月期決算も好業績を上げるとの見通しを示している。

原文記事

出所:聯合ニュース(2011.10.07)

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