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聨合ニュースによると、
大手格付け会社による昨年の韓国企業の格上げが、2005年以降で最も多かったことが分かった。韓国国債の格付け引き上げとともに、公企業や銀行に対する評価も上がった形だ。
ムーディーズ・インベスターズ・サービス、フィッチ・レーティングス、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の大手格付け3社は、昨年韓国企業(政府系含む)33社の格付けを53件引き上げた。韓国の国際金融センターが8日までに明らかにした。
格付けが引き上げられた企業は2011年(6社)と比較して5倍以上多い。
企業別に見ると公企業と銀行の躍進が目立つ。
韓国政策金融公社と韓国住宅金融公社、韓国輸出入銀行、韓国奨学財団は大手格付け3社全てが格付けを引き上げた。韓国鉄道施設公団はムーディーズとS&Pが、中小企業振興公団はS&Pとフィッチがそれぞれ1段階引き上げた。
大企業では現代自動車系列社が評価を受けた。現代・起亜自動車グループは格付け3社全て、現代モービスはムーディーズとS&Pが、現代キャピタルはムーディーズとフィッチが1段階引き上げた。国際金融センターは「世界の自動車市場で現代・起亜自動車グループの競争力が高まったため」と説明した。
昨年、格付けが下がったのは6社。
SKテレコムとポスコは3社全てが1段階引き下げた。三千里はムーディーズとS&Pが、ロッテショッピングはムーディーズとフィッチが1段階引き下げた。
韓国スタンダード・チャータード(SC)銀行やKT、ポスコ、LG電子、イーマートなどは今後の見通しが「ネガティブ(弱含み)」とされたが、今年格付けが見直される可能性が大きい。
ムーディーズは「景気低迷とウォン高、中国向けの輸出不振が深刻化すれば、通信、流通、鉄鋼業は厳しい状況になるだろう」と予想した。
出所:聨合ニュース(2013.01.08)