Invest KOREA

聨合ニュースによると、
 

韓国自動車産業の貿易黒字が昨年、初めて６００億ドル（約５兆３８００億円）を超えた。
 

　知識経済部、韓国貿易協会などによると、昨年の自動車産業の貿易黒字は前年比５．８％増の６１７億ドルと集計された。自動車業界が４２０億ドル、自動車部品が１９７億ドルの黒字を出した。
 

　自動車輸出は債務危機に伴う欧州連合（ＥＵ）市場の低迷、中南米市場の成長鈍化などにもかかわらず、米国、東欧、アフリカなどへの輸出増で前年比０．４％増の３１６万５６８９台に達した。輸出額は前年比４．０％増の４７２億ドルを記録した。
 

　自動車部品の輸出額は国内完成車メーカーの海外生産法人に対する供給増、米国やＥＵとの自由貿易協定（ＦＴＡ）発効に伴う海外完成車メーカーへの輸出増加などで、前年比６．５％増の２４６億ドルを記録した。自動車部品の貿易黒字は２０１０年以来、３年連続で１００億ドルを上回った。
 

　自動車業界の関係者は「海外で韓国自動車の製品競争力とブランド認知度が高まっているだけに、自動車輸出は今年も増加を維持する」と見通した。
 

　一方、韓国全体の貿易黒字は前年比７．５％減の２８５億ドルにとどまった。
 

原文記事
 

出所：聨合ニュース(2013.01.22)