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聨合ニュースによると、
米調査会社IHSによると、サムスン電子とSKハイニックスの世界シェアの合計は、2014年7~9月期が68.3%、同10~12月期が70.5%、15年の1~3月期が71.7%、4~6月期が72.5%、7~9月期が73.6%、10~12月期が74.5%と6期連続で過去最高を更新した。
15年通年のシェアは、サムスン電子が45.3%、SKハイニックスが27.7%で、両社の合計は73.0%となり、年間ベースでも過去最高を記録した。
中でもサーバー用DRAMのシェアはサムスン電子が50.3%、SKハイニックスが32.2%で、両社の合計は82.5%に上る。14年の77.3%より5ポイント以上上昇した。3位の米マイクロン・テクノロジーは17.0%にとどまった。
モバイル用DRAMのシェアもサムスン電子が52.7%、SKハイニックスが27.1%で合計が79.8%と80%に迫った。
サムスン電子が半導体プロセスの微細化の限界とされてきた回路線幅10ナノ(ナノは10億分の1)メートル台のプロセスルールを適用したDRAMの量産に成功したのに続き、SKハイニックスも限界を超えるための技術開発に取り組んでいる。
SKハイニックスは昨年10月から20ナノメートル台前半のDRAMを量産している。今年下半期(7~12月)中に10ナノメートル台後半のDRAM開発に成功し、来年から量産に入ると予想される。
マイクロン・テクノロジーはまだ20ナノメートル台前半のプロセスルールに完全に移行できていない。
IHSをはじめ主な市場調査機関の見通しによると、今年のDRAM世界市場の規模は縮小すると予想されるが、韓国メーカーのシェアは過去最高を更新するとされる。
hjc@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2016.04.06)