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今年下半期、機械産業が円安や中国景気低迷などの悪材料から抜け出し、緩やかな回復傾向を示すとの見通しが出された。
機械産業動向研究会が6日に発表した「機械産業2013年上半期の動向と下半期見通し」資料によると、5大機械産業の下半期生産見通しは2076兆2600億ウォンで、前年同期間に比べて3.9%増加が予想される。5大機械産業は一般機械、組立金属、電気機械、精密機械、船舶以外の輸送機械などを指す。
特に、7-9月期は974兆5900万ウォン、10-12月期は1101兆6700万ウォンとなり、年末に向けて回復傾向がより明確になると見込まれた。
研究会では、下半期の産業景気が明るく見込まれる理由として中国投資の回復傾向を上げた。中国の月別産業生産など一部指標が小幅改善されており、これまで累積された市場の在庫が次第に消費される傾向にあるとの分析。
掘削機など建設鉱山機械の対中輸出の回復を皮切りに、機械産業分野の景気がやや回復を示すとともに、貿易収支の黒字幅も拡大されると研究会では見込んでいる。
研究会では下半期の輸出額、輸入額についてそれぞれ952億600万ドル、515億1800万ドルの見通しを示した。前年下半期に比べてそれぞれ7.9%、10.9%増加した数値。それにより下半期の貿易収支は436億8800万ドルの黒字を達成し、前年比で小幅増加すると見込まれた。
研究会は「機械産業は下半期、中国市場の在庫処理、米国の景気安定化などに支えられて緩やかな回復となる見込み」とし、「ただし、依然として高い円ドル為替レートと中東の経済低迷、政局不安などは下半期の輸出回復の足かせになりかねない」との見通しを示した。
出所:ニューシース(2013.08.06)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。