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聨合ニュースによると、
(ソウル=聯合ニュース)キム・ドンキュ記者=イランの核開発問題を巡る同国と米英ロなど6カ国との交渉が妥結した。これを受け、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は20日から再開されるイラン市場を攻略する「10大輸出有望品目」をまとめた。
KOTRAは16日、イランの産業構造を分析、現地専門家の意見をまとめた「対イラン10大輸出有望品目及び進出案」と題する報告書を発刊した。
10大輸出有望品目には自動車部品、石油化学製品、医療機器、風力発電、IT、鉄鋼、家電、紙、産業機械類、繊維製品が選定された。
報告書は経済制裁で輸出が制限された自動車部品と自動車関連鉄鋼製品の輸出に青信号が点ると期待した。欧州企業との競争が予想されるが、高い認知度を強みとする韓国企業にチャンスがあるという分析だ。
イラン内の産業基盤不足で大規模な輸入が避けられない石油化学製品と医療機器、紙、産業機械類などの輸入も拡大すると予想される。
直接制裁対象ではなかったが家電製品、IT、繊維製品などの品目も「韓流」を通じてブランドの認知度を高めた韓国企業が「コリアプレミアム」を享受しながら成長する品目に挙げられた。
イラン政府のエネルギー多角化政策の推進で風力発電製品の輸入需要も増える見通しだ。
報告書はイランに経済制裁が課されている間、中国とトルコ企業がイランでのシェアを広げ、フランスやドイツなど欧州企業が伝統的な強みを見せたとし、韓国企業はイランで差別化を図ったマーケティング戦略を展開するべきだと助言した。
また、長期的には現地企業とのジョイントベンチャーの設立や組み立て生産などを考慮する必要があると付け加えた。
KOTRAのチョン・ヨンファ新興市場チーム長は「今後、核交渉の結果と履行状況を綿密に見守りながらイラン進出案を段階的に樹立しなければならない」とし、「イラン進出企業を対象にする商談会や説明会、貿易使節団の派遣などの支援を拡大させていく方針」と話した。
dkkim@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2014.1.16)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。