本文のショートカット メインメニューのショートカット

投資ニュース

  • Home
  • Invest KOREAの紹介
  • ニュースルーム
  • 投資ニュース
韓国とカナダがFTAに仮署名 
作成日
2014.06.16

聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】アン・ヒ記者=韓国産業通商資源部は13日、韓国とカナダが自由貿易協定(FTA)に仮署名したことを明らかにした。

韓国産業通商資源部のチェ・キョンリム産業部次官補とカナダ外務貿易開発部のイアン・バーニー次官補はソウルで自由貿易協定(FTA)に仮署名した。今年中に正式署名する。

両国はFTA交渉を始めてから8年8ヵ月の今年3月に交渉妥結していた。今回の仮署名に続く正式署名と国会での手続きが順調に進めば、FTAは来年正式発効する。

両国は今後、多くの製品について関税率を引き下げ、10年で97.5%の品目で関税を撤廃する。

韓国は自動車などの工産品で、カナダは牛肉などの畜産物で市場開放による恩恵を確保した。

韓国の対カナダ輸出額のうち、42.8%(22億3千万ドル)を占めている乗用車に対して現在、6.1%の関税を課しているが、FTA発効の2年後には完全に撤廃する。家電製品は細部品目に従って即時撤廃、または発効後3年で関税をゼロにする。

韓国は米と粉乳、チーズなど211品目を関税撤廃の対象から除外する一方、韓国がカナダから輸入する牛肉については15年で関税を撤廃し、豚肉については、FTA発効後5~13年で関税を少しずつ減らし、最終的には撤廃する。

両国は輸入増加によって深刻な被害を受けたり、被害が生ずる恐れがある場合、両者間のセーフガードを導入する。

更に、FTA締結国が協定上の義務や投資契約を守れず、投資家が損害をこうむった場合、該当政府を相手に第三者の民間機構に国際仲裁を申請できるようにした紛争解決手続き(ISD)条項の導入にも合意した。

仮署名されたFTA協定文の英文は同日に産業部のFTAホームページ(www.fta.go.kr)で公開される。韓国語版の草案は英文の公開後、必要な手続きを経て公開される予定。

prayerahn@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2014.6.12)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
メタ情報