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イスラエルのヨズマファンド、韓国法人設立へ…3年間1兆ウォン投資
作成日
2014.09.03

聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】ジョン・ソンフン記者=朴槿惠(パク・クネ)政府が創造経済のモデルにしているイスラエルの有名ベンチャーキャピタルヨズマグループが韓国に法人を設立し、韓国ベンチャー企業に1兆ウォン規模の資金を投資する。

ヨズマグループは1日報道資料を発表し、10月中に韓国法人設立手続きを完了して本格的に韓国ベンチャー企業への投資に乗り出すことを明らかにした。事務室はIFCに設置された。

同グループは今後3年間1兆ウォンを投資して成長可能性が高いベンチャー企業を発掘し海外市場への進出を積極的に支援する計画だ。韓流の影響力が大きい中国と東南アジアが1次目標だ。

更に、韓国をアジアスタートアップハブに育成するという戦略も提示した。このため、グループで初めて韓国に「ヨズマスタートアップ・キャンパス」を設立する予定だ。「ヨズマスタートアップキャンパス」とは、創業初期企業がグローバル企業に成長できるよう支援する場所で、米IT大手グーグルがアジアでは初めてソウルに設立すると明らかにした「キャンパス・ソウル」と似ている。設立場所にはソウル・仁川・京畿など首都圏地域が検討されている。

また、同グループは南・北韓技術者が協力して創業を図るよう開城工業団地や非武装地帯に「ヨズマスタートアップ・キャンパス」を設立する案も検討するという。

1993年に設立されたヨズマグループはイスラエルを創業国家に変化させた原動力の一つに上げられている。

ヨズマグループの今回の韓国投資はイゴール・エルリフ(Yigal Erlich)会長の意思が多く反映された結果だという。

イゴール会長は「Facebook」や「Skype」などが出現する前にCyworld・Dial Padなど同じようなサービスが韓国で商用化したことを見て、韓国ベンチャーの優れた技術力とサービス経験を注視した。グローバルネットワークを構築し、海外市場進出戦略をうまく立てれば世界で成功できるベンチャー企業を多数排出できるという。

イゴール会長は「グローバル投資家らは韓国の創業市場の停滞が技術ではなく、世界化の問題であると見ている」とし、「適切なプラットフォームを支援すれば韓国はアジアのベンチャーハブになる可能性が高い」と強調した。

未来創造科学部のユン・ジョンロク2次官は「ヨズマグループの対韓投資は韓国ベンチャー企業の潜在力を世界が注目した結果」とし、「これを契機に、韓国ベンチャーの世界化が更に加速化するだろう」と期待を示した。

lucho@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2014.9.1)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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