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現代自・LGトップが会合へ EVで同盟拡大
作成日
2020.06.25

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】韓国・現代自動車グループの実質トップ、鄭義宣(チョン・ウィソン)総括首席副会長がLGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長と会い、電気自動車(EV)での「同盟」を拡大する見通しであることが、19日分かった。

財界によると、両氏は22日に中部・忠清北道の梧倉にあるLG化学の工場でEVのバッテリー生産ラインを視察し、EV関連の包括的協力策を議論するという。

現代自動車とLG化学は、既にEVで協力関係にある。現代自動車のEVには主にLG化学のバッテリーが搭載されており、2022年に発売されるEV専用プラットフォーム(車台)の供給企業にもLG化学が選ばれた。

両社はEV・バッテリー分野の技術力確保のため、共同で世界の有望スタートアップ企業を探すプログラムを立ち上げた。

技術検証後、戦略投資も行う計画だ。

鄭氏は近くSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長とも会合を開く。

同グループのSKイノベーションも、主に現代自動車の子会社である起亜自動車にバッテリーを供給している。

同社は、来年発売されるEV専用プラットフォームのバッテリーを大口受注した。

鄭氏と具氏が公式に会合を行うのは今回が初めて。

鄭氏は2018年9月に首席副会長に昇進し、経営の第一線に立った。具氏もグループ総帥となって2年を迎えた。

鄭氏は先月、サムスングループ経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長とサムスンSDIの天安事業所を訪れ、次世代EV向け電池である全固体電池の開発を巡って意見交換した。

主要4グループの総帥同士は、社外行事はもちろん私的な場でもよく会う間柄だ。

年長者の崔氏が他の3人に助言を行っているとされる。

だが、業務上では一対一で会ったり、相手の事業所を訪問したりする姿が公開されたことはほとんどない。

EVなどの未来車は、「韓国版ニューディール」として政府が育成する産業。

政府の呼び水に対し、韓国を代表する企業もEV関連の協力関係を深めることで応じているものとみられる。

海外でも、官民が共同でEV市場の先取りの動きに拍車をかけている。

各国政府は新型コロナウイルスの影響が続くなか、景気浮揚策の一環として自動車産業を支援し、EVに照準を合わせている。

ynhrm@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2020.6.19)

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