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聨合ニュースによると、
同社の姜ホ盛(カン・ホソン)社長はこの日、ソウル市内で開いた記者懇談会で成長戦略を発表し、「Kカルチャーコンテンツ」を世界の人の日常に根付かせたいと抱負を語った。
姜氏は「世界の人が年2~3本の韓国映画を鑑賞し、月1~2回韓国料理を食べ、毎週1~2本韓国ドラマを見て、毎日1~2曲の韓国音楽を聞き、日常の中でKカルチャーを楽しむようにする」と説明した。
また、ジャンルやプラットフォームの枠を超えて融合する制作環境の変化を踏まえ、ドラマ、映画、ウェブトゥーン(縦スクロール漫画)、公演を網羅する「トランスメディアコンテンツ」を生み出す自社制作システムを完成させる計画だと強調した。
2016年にドラマ制作会社のスタジオドラゴンを設立し、専門的なドラマ制作スタジオの時代を開いたCJ ENMは、芸能、映画、デジタル、アニメーションなどでも専門化されたマルチスタジオ構造を備えるとの構想を公開した。
こうしたスタジオで制作されたコンテンツは、米動画配信大手のネットフリックスをはじめとする動画配信サービスにも供給することで収益を確保する方針だ。
CJ ENMは先ごろハリウッド映画の人気シリーズ「ミッション:インポッシブル」「ターミネーター」で知られる米映画製作会社、スカイダンス・メディアと協業し、動画配信サービスのアップルTVプラスとドラマ「The Big Door Prize」(原題)の企画・制作契約を締結するなど、グローバル市場へと領域を拡大している。
ynhrm@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2021.5.31)