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韓国産業通商資源相が東レ社長と面会 投資拡大を要請
作成日
2023.02.23
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137

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は、李昌洋(イ・チャンヤン)同部長官が22日に東レの日覚昭広社長とソウルで面会し、韓国への投資拡大を要請したと発表した。

東レは炭素繊維と高機能樹脂「ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂」で世界トップシェアを持つ総合化学メーカー。

2016年に韓国西部の全羅北道・群山にPPS樹脂を原料から一貫生産する工場を稼働させ、今年初めにはPPS樹脂生産設備の増設に向け5000万ドル(約67億円)を超える追加投資を決定した。

李氏は日覚氏との面会で、戦略物資に当たるT800級以上の高性能炭素繊維の生産に関して韓国への投資拡大を要請した。

東レの韓国子会社、東レ尖端素材は13年から中部の慶尚北道・亀尾でT700級炭素繊維を量産している。

産業通商資源部によると、日覚氏は高性能炭素繊維複合材事業の投資拡大を積極的に考慮すると応じ、韓国政府と協議を続けることを決めたという。

高性能炭素繊維は鉄の10倍以上の強度を誇る一方で鉄よりも軽く、航空宇宙、防衛装備品、モビリティー分野に欠かせない素材とされ、産業通商資源部は投資の拡大が国内のサプライチェーン(供給網)安定と技術高度化に寄与すると期待を示している。

tnak51@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:聨合ニュース(2023.2.22)