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聨合ニュースによると、
江陵、国内トップの非鉄金属産業中心地に浮上
江原江陵市の玉溪一般産業団地内に位置している(株)ポスコのマグネシウム製錬工場が20日、竣工式とともに本格的な生産を開始した。
ポスコは20日、マグネシウム製錬工場で地域経済部長官のキム・ジェホン次官補、ポスコのチョン・ジュンヤン会長、江原道のチェ・ムンスン知事、国会議員のクォン・ソンドン氏、江陵市のチェ・ミョンヒ市長及び住民など150人が参加した中でマグネシウム製錬工場の竣工式を行った。
このマグネシウム製錬工場は977億ウォンを投資し、46万2千㎡の敷地に延べ面積6万6千㎡規模で造成された。
ここでは、国家戦略10大レアメタルのひとつで、全量を輸入に依存している超軽量新素材のマグネシウムが年間約1万トン生産される。
マグネシウム製錬工場が稼動されるのは、国内では初めて。
江陵と寧越など近隣の鉱山に豊富に埋蔵されている国内産苦灰石(dolomite)を使い、高品質で環境にやさしいマグネシウムインゴットを製造する。
マグネシウムは鉄はもちろん、アルミニウムより25%以上軽いため、自動車や携帯電話、ノートパソコンはもちろん、航空宇宙分野と各種家電製品の部品に使われる高付加価値の新素材として注目を集めている。
これまでは年間2万トンに及びマグネシウムを中国から全量輸入してきた。
ポスコは現在1万トンの生産規模を持つマグネシウム製錬工場を2014年まで4万トン、2018年まで2千億ウォンの追加投資を通じて10万トン規模の工場に拡大する計画。
こうなると、グローバルな競争力を誇るマグネシウム精錬所を構築できると見込まれる。
10万トン規模で生産が行われると、年間5千億ウォンの売上と約1千人の雇用創出が期待される。
特に、100%輸入に頼ってきたマグネシウムを国内で生産することにより、これまでの不安定な価格変動とそれによる開発の遅れなどが解消されると見られる。
国内マグネシウムの好況も予想されている。
ポスコのチョン・ジュンヤン会長は「創業の精神を忘れず、国内初のマグネシウム工場の運営を成功させて国家競争力の向上と地域経済の活性化に寄与したい」と話した。
これを受け、江陵市も近隣地域に亜鉛精錬所を誘致するなど、関係分野の産業団地を造成する計画。
マグネシウムに関係した加工、表面処理、リサイクルまで一連の工程に当たる企業群と自動車の軽量化に関係のある部品素材産業、電子機器部品産業などを積極的に誘致し、玉溪地域が第2の浦項や光陽の製鉄産業のように「マグネシウム産業クラスター」が造成されるように努力する。
江陵市のチェ・ミョンヒ市長は「マグネシウム製錬工場の竣工と本格稼動を契機に、江陵は国内トップの非鉄金属産業の中心地に浮上する」と話した。出所:聨合ニュース(2012.11.20)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。