ビッグリーン国家産業団地は光州・全羅南道地域の産業立地需要に対応するために造成され、2020年に入居を始めた新生産業団地である。光州空港と務安国際空港、KTX湖南線の光州松汀駅などがあり、優れたアクセス性を備えている。現在、約90社が入居しており、昨年の生産累計実績は1,889億ウォン(2020年8月基準)で、2段階工事が終わる今年からは入居企業が急増するものと予測される。
産業団地の概要
- 名称 : ビッグリーン国家産業団地
- 位置 : 光州広域市光山区三巨洞、徳林洞、東湖洞一帯、全羅南道咸平郡月也面令月里、外峙里、月也里一帯
- 団地規模
(単位: ㎡)
韓国第1号共存型雇用事業の施行で地域均衡発展を主導
韓国初の地域主導の「社会統合型雇用モデル」として注目され、2019年、年間10万台の完成自動車生産能力を備えた社会統合型合弁法人(株)光州グローバルモーターズ(GGM)が設立され、既存の元請け・下請けの関係とは異なる独特な生態系が構築されている。今年、2段階工事が完成すると自動車産業関連企業の入居と集積が更に増加すると思われるだけに今後の発展可能性は無尽蔵である。
先端製造産業の中心
産業団地の人材育成に向けたビッグリーン産学融合地区造成事業、産業集積地競争力強化事業を通じた自主型MCの運営、クリーン大気産業クラスターの推進などさまざまな支援がビッグリーン国家産業団地の未来を支えている。これに加え、光州先端国家産業団地、ビッグリーン国家産業団地、河南産業団地を一つのエリアに結んで未来自動車産業の中心基地にするための産業団地大改造計画によって光州一帯の産業団地が自動車・電気電子など先端製造産業の拠点になることと期待される。