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『光州先端3地区に位置する国家人工知能融合・複合団地には起業、研究、人材養成インフラと世界トップレベルの人工知能データセンターが建設される予定である。
韓国人工知能の中核拠点として、ポストコロナ時代の情報通信強国からAI強国へ飛躍しようとする韓国の夢を実現する前進基地となることを期待する』
(文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国家AIデータセンター着手式の祝辞より、2021.2.4)
国家人工知能融合・複合団地は光州の主力産業である自動車・エネルギー・ヘルスケア産業と連携して製造業中心の地域産業構造を未来志向的な産業構造に切り替えることで持続可能で安定した未来成長基盤を作り上げる土台になると思われる。
光州広域市先端3地区に造成される国家人工知能融合・複合団地は敷地46,400㎡、建築面積24,820㎡規模で、相互コミュニケーションと協力でシナジーが出せる空間を構築し、データセンター、実証センターなどのAIに特化したインフラを構築する。そして、起業及び教育などに必要な支援を一ヵ所に集積し、AI融合研究開発及び企業成長を図る計画である。それを通じて技術、人材、企業が集まって人工知能産業融合の小さな生態系を造成し、光州の成功モデルを基盤にして韓国AI企業の成功の揺籃になる生態系を構築していくことが期待される。
敷地 Description
光州広域市先端3地区に造成される国家人工知能融合・複合団地の周辺には真谷産業団地・河南産業団地(自動車)、先端産業団地(エネルギー、ヘルスケア)、文化産業投資振興地区(文化コンテンツ)が位置している。関連の大企業にはサムスン電子、LGイノテック、起亜自動車などが所在している。 湖南高速鉄道(KTX)及び5本の高速道路、光州空港、務安空港(国際空港)、光陽港、木浦港など、多様な交通インフラが構築されており、アクセスしやすい。
Key Highlights
- 1) 国家人工知能データセンター
- 計算量基準で世界10位レベルのデータセンター(演算量88.5PF、ストレージ107PB)AI製品・サービスを開発する企業などのために国家人工知能データセンターではAI学習と推論のためのコンピューティングパワー(IaaS)からAI製品とサービス開発に必要な各種のSW(SaaS)までを多様な形で提供し、企業のAI製品とサービスの開発を迅速かつ安定的に支援
- 2) 1098億ウォンのAI投資ファンドの造成(2021年11月)
- 2021年2月末基準で271億ウォンの投資が完了 - 3) 協力可能な人工知能専門企業と専門人材
- 人工知能専門企業81社(光州市MOU締結、‘21年3月基準)と年間約360人の人工知能専門人材の輩出2020年にオープンした光州人工知能士官学校の修了生155人をスタートとして光州科学技術院の人工知能大学院やAI融合大学、在職者専門教育などを通じて4年間約3,000人の人工知能専門人材を育成する予定
- 4) 連携可能な他の産業団地へのアクセス性
- 光州研究開発特区(先端産業団地、真谷産業団地、ナノ産業団地)、光産業集積化団地、文化産業投資振興地区が位置 - 5) 公共及び民間支援施設の常駐
- 光州AI創業キャンプ、光州創造経済革新センター、光州I-Plexなどの公共支援施設とK-ICTメンタリングセンター、会計、特許、法律などの専門サービスが提供可能な民間会社が常駐
敷地概要

国家人工知能融合・複合団地
敷地造成計画(先端3地区全体)
区分 | 構成比(%) | 備考 |
---|---|---|
合計 | 100.0 | - |
産業施設用地 | 32.9 | 製造・研究 |
公園緑地用地 | 21.4 | - |
住宅建設用地 | 15.1 | 7,778世帯 |
商業業務用地 | 2.3 | - |
その他公共用地 | 28.3 | - |