産業動向
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産業全般
全産業生産 | 鉱工業 | サービス業 | 小売販売 | 設備投資 | 建設出来高 | |
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‘23.3月(%) | 1.6 | 5.1 | 0.2 | 0.4 | ∆2.2 | ∆3.3 |
※ 出所: 企画財政部(moef.go.kr)
産業
自動車
→ 2月の生産は前年度のベース効果により前年同月比で増加となりましたが、部品供給問題で前月比減少となりました。しかし、3月の内需は昨年の部品調達問題によるベース効果と溜まっていた待機需要で前年同月比20.6%増加しました。3月の輸出は、エコカー輸出の増加と前年度のベース効果により前年同月比39.6%増となり、2ヵ月連続で二桁の増加となりました。完成自動車は、95.7%増えた電気自動車の輸出とともに米国とEUへの輸出が64.2%の二桁の増加となりました。
造船
→ 景気不況により世界の船舶受注量が減少する中で、エコ船舶に強みを持っている韓国は、H-Line海運のLNG運搬船とCMA CGM、HMMのメタノール燃料船を大量で受注したため、2月の受注は前年同月比62.6%増えた168万CGTとなりました。2月の輸入は前年同月比22.2%増加していますが、それは生産指標の改善による資機材の輸入増とともに中国から大規模で輸入された船体ブロックの影響と推定しています。3月の輸出は、高価のロシアLNG-FSUの引き渡しがあったものの中小型船舶が中心だったため、前年同月比24.3%減少しました。
一般機械
→ 2月の生産は内需と輸出がいずれも反騰し、前年同月比8.6%の小幅な増加となりました。輸出と内需販売がそれぞれ12.8%、7.0%増加し、生産は前年同月比、前月比のいずれも増えました。2月の輸入は24億1,700万ドルで前年同月比3.1%増となりました。3月の輸出は対中国輸出の不振と前年同月比実績の好調によるベース効果で前年同月比0.8%の小幅な減少となりました。
鉄鋼
→ 2月の鉄鋼生産は操業日数の減少及び輸出不振の影響で前年同月比2.1%減少しました。2月の輸入は数量基準で増加したにもかかわらず、前年度の高い輸入単価によるベース効果で前年同月比0.4%減少しました。3月の輸出は米国、EU、アセアンなど主要輸出対象国への輸出減と前年度の高い輸出単価によるベース効果で前年同月比10.7%減少となりました。
精油
→ 2月の生産は内需不振が続き、前年同月比0.5%減少しました。3月の輸出額は46億ドルとなり、前年同月比16.6%減少しました。輸出額は航空油中心の輸出数量の拡大及び精製マージンの上昇にもかかわらず、国際原油価格のベース効果による相対的な輸出単価の下落で前年同月比で減少となりました。輸出数量は前年同月比3.4%増えましたが、輸出単価は19.4%下落しました。
無線通信機器
→ 2月の生産は前年同月比43.9%の大幅な増加となり、出荷も20.6%増えたことで稼働率も32.3%上昇しました。2月の輸入は携帯電話を中心に前年同月比4%減少しました。2020年11ヵ月連続で減少していた輸出は2023年1月17.7%増に 転じましたが、再び減少しました。対中国輸出が前年同月比43.2%減、対米国輸出が40.8%の大幅な減少となり、アセアン地域への輸出も17.2%減少しました。
半導体
→ 2月の半導体生産と出荷は前年同月比でそれぞれ41.8%、41.6%減少しました。前月比の生産も-17.1%の大幅な減少を示しており、半導体需要の減少が続いていることから前年同月比の在庫増加率も33.5%へと大幅に拡大しました。3月の輸出額は85億9,800万ドルで前年同月比34.5%減となり、長期間の増加傾向が終わってから8ヵ月連続の減少となりました。
ディスプレイ
→ 2月の生産はスマートフォン、テレビなど主なディスプレイ製品の販売不振によるパネル需要の鈍化で減少となりました。今年3月の輸出はグローバルな景気鈍化によるディスプレイ製品の販売減少によって41.6%減り、10ヵ月連続で減少しました。
※ 出所: 産業研究院(kiet.re.kr)