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[機械]韓国機械産業の展望
作成日
2020.10.08
ヒット
271

 機械産業、第4次産業革命の連携技術としてポストコロナ時代を準備


 広義の機械産業は金属製品、一般機械、電気機械、精密機械、輸送機械の5つの産業の通称で、狭義の機械産業は一般機械産業を意味する。本稿では狭義の機械産業を中心に議論する。
韓国の機械産業は、国の輸出の8.8%を占め、半導体に続き4年連続輸出第2位を記録した。中国が崛起を通じて価格と技術競争力を確保しているものの、専門家は依然として細部産業別に3-5年の技術格差があると分析している。機械産業は製造業の根幹であり、製品の品質、付加価値、生産量などを決定するコア産業であり、雇用創出効果の高い基幹産業であるため、機械産業の競争力強化に向けて努めなければならない。
 
新型コロナ以降、回復傾向

<図1> 機械産業の輸出入動向                            <図2> 主要産業の四半期別の稼働率指数
 

  今年7月までの機械産業の累積輸出額は前年同期比7.8%減少したものの、機械産業の輸出額は輸入額より引き続き高い。(図1)稼働率指数をみると(図2)、船舶(17.1%)分野は2018年第4四半期から増加傾向を示している。新型コロナウイルスを機にさらに強化された先進国の保護主義とグローバル景気低迷により、今年上半期の輸出と生産が減少したものの、対外環境の改善とともに産業の活力と競争力も回復すると期待される。

<図3> 主要国の製造業PMI指数                         <図4> 機械受注額(民間需要)
 

 このような回復傾向は様々な経済指標で確認できる。企業の価格決定力とインフレリスクなどを反映する製造業の購買管理者指数を見ると(図3)、新型コロナウイルスが最初に勃発した中国で2月に最低点に到達後、急上昇し、先進国(欧米)は中国と時差をつけて大幅に下落して最低点(4月)に到達したものの、7月にコロナショック以前の水準(50以上)に回復し、V字回復を見せている。指数が50以上の時は景気拡大を意味するため、現在、中国、米国、欧州の購買担当者は、今後の景気がコロナショック以前の水準まで急速に回復すると予想している。韓国の設備投資動向を把握できる機械受注額(図4)も新型コロナウイルスの影響を受けた4~5月は、それぞれ前年同期に比べて下落傾向にあったものの、6月から回復傾向を示した。理由は、韓国機械産業の最大輸出国である中国の景気が早いスピードで回復し、先進国もコロナショック以前の水準まで景気回復が予想される点、そして韓国の機械受注額が回復に入った点で機械産業にポジティブな要因として作用するとみられる。  
 
   非対面・危険管理など第4次産業革命関連技術の開発で未来への準備が必要


現在、新型コロナウイルス、日本の輸出規制、米中貿易摩擦など機械産業の不確実性を高める要因が散在している。しかし、革新技術の先取りを通じて景気回復を越えて産業をリードするチャンスであることも明確だ。機械産業は「非対面化」、「危機管理の日常化」が注目されることから、協働ロボット、AI-PHM、医療・診断機器の信頼性、工場自律化分野における技術競争力を強化すべきだ。また、輸出規制や物流ストップなどの非常時に戦略物資を迅速に供給できる公共プラットフォーム型の生産支援システムを構築し、先進国の保護貿易主義に備え、アフターコロナ時代のニューノーマルに戦略的に対応すべきである。


キム・ヒテ先任研究員(htya91@kimm.re.kr)
 韓国機械研究院 戦略調整本部 機械技術政策センター


<本稿の内容は、筆者の個人的見解であり、必ずしもKOTRAが所属する組織の見解ではありません。>


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