本文のショートカット メインメニューのショートカット

産業フォーカス

  • Home
  • 有望産業·立地
  • 最新産業情報
  • 産業フォーカス
[その他] [産業展望] 2023年韓国産業の展望
作成日
2023.01.03
2023년 대내외 여건 변화와 산업별 영향

2023年 国内外の環境変化と産業別の影響

2023年の世界市場はIT・環境関連産業部門(情報通信機器、電気自動車、二次電池など)の堅調な需要回復にもかかわらず、世界的な経済低迷、ウクライナ危機の長期化、物価および金利の引き上げによる急激な消費者心理の萎縮など、国際社会の不確実性の拡大により、大多数の産業で増加傾向が鈍化または減少すると見込まれ、米国、欧州、中国など韓国の主要輸出国の需要も世界的な不況の影響で輸入需要の増加傾向が鈍化すると予想される。韓国国内市場は国内外の経済成長の鈍化、物価および金利の引き上げ、需要産業の不振など全般的な内需市場の悪化が見込まれ、供給では部品需給の正常化、国内外需要に対応した生産設備の新設・増設や稼動率上昇に支えられ、国内供給能力向上が期待を集めているが、一部産業では海外生産拡大および製品構造の変化による萎縮も懸念される。

2023年 国内13大主力産業の部門別の見通し

(輸出)世界経済の下振れリスクによる海外需要の低迷で前年比4.0%減少となる見込み

2023年13大主力産業の輸出は主要輸出国の物価上昇と通貨安の維持、世界経済の成長率鈍化の影響で自動車(2.5%)、造船(42.4%)、二次電池(17.3%)、バイオヘルス(6.5%)を除く大多数の産業で低迷し、2022年(7.7%)に比べ4.0%減の5,179億ドルとなる見込み
ㆍ 13大主力産業の輸出額:(2021)5,012億ドル→(2022)5,397億ドル→(2023)5,179億ドル
ㆍ 13大主力産業の輸出比率:(2021)77.8%→(2022)77.8%→(2023)77.1%
  • (機械産業)一般機械の減少(-2.3%)にもかかわらず、自動車(-2.5%)と造船(-42.4%)の輸出実績が好調となり、機械産業全体では5.7%増の見込み
  • (素材産業)単価下落や輸入需要の鈍化により全ての産業で不振で前年比11.2%の大幅な減少となる見込み
  • (IT新産業)景気低迷による需要の萎縮と海外生産拡大で前年対比5.0%減少となる見込み
2023年 13大主力産業の輸出増減率の見通し
単位:%、(前年比)
2023년 대내외 여건 변화와 산업별 영향

(国内需要)需要産業の景気減速や消費心理の萎縮により、多数の産業で減少傾向が続いたり、部分的な成長となる見込み

造船(35.4%)と二次電池(33.1%)を除く大部分の産業が減少傾向を持続したり(自動車、一般機械、精油、石油化学、家電、ディスプレー)、成長が鈍化する(繊維、半導体、バイオヘルス)見込み
  • (機械産業)造船を除く自動車、一般機械の内需減少が持続
  • (素材産業)川下産業の不況および民間消費鈍化で全般的な内需萎縮の見込み
  • (IT新産業)家電、ディスプレイの不振にもかかわらず、情報通信機器、半導体、二次電池がIT新産業全体の国内成長を牽引する見込み

(生産)造船(42.4%)、鉄鋼(1.6%)を除く大部分の産業で国内内需と輸出の同伴不振、在庫累積の否定的要因で増加傾向の鈍化や減少へ転換

  • (機械産業)自動車(-0.1%)と一般機械(-9.5%)は内需と輸出不振で減少するものの、造船は新型コロナウイルス感染拡大以降、受注した船舶が本格的に生産され、大幅な増加(42.4%)を記録する見込み
  • (素材産業)鉄鋼(1.6%)、精油(1.1%)は小幅増加が見込まれるものの、石油化学(-1.5%)、繊維(-0.4%)は国内外の環境悪化で減少する見込み
  • (IT新産業)家電(-3.1%)、半導体(-4.9%)、ディスプレー(-2.7%)の生産は国内外における需要の鈍化で減少するものの、情報通信機器(1.4%)、二次電池(5.4%)、バイオヘルス(7.9%)などは需要の拡大に支えられ増加傾向を持続
2023年 13大主力産業の生産増減率の見通し
単位:%、(前年比)
2023년 대내외 여건 변화와 산업별 영향

(輸入)コストの安定化および国内の景気原則により、前年(8.0%)増から-1.2%減へ転換する見込み

  • (機械産業)造船は海外資機材の輸入で増加が予想される一方、自動車と一般機械は減少し、機械産業全体では0.4%増の見込み
  • (素材産業)繊維を除く全ての業種で単価と物量の不振で7.7%減の見込み
  • (IT新産業)情報通信機器、半導体、二次電池の国内需要の拡大がIT新産業の輸入増加を牽引して2.0%増が予想されるものの、前年(11.7%)に比べて増加幅は大きく鈍化する見込み
13大主力産業
  • (機械産業)自動車、造船、一般機械
  • (素材産業)鉄鋼、精油、石油化学、繊維
  • (IT新産業)情報通信機器、家電、半導体、ディスプレイ、二次電池、バイオヘルス

※ 出所:産業研究院(kiet.re.kr)

<本稿の内容は、筆者の個人的見解であり、必ずしもKOTRAの見解ではありません。>

メタ情報